【生き物ランドづくりの採集活動】
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◆特色ある教育活動の概要◆
自分たちが生活している地域をもう一度見直し、良さを知り、振り返り、立ち止まりながらゆとりを持って学習を進めていくことが重要となる。本校では、子どもたちの願いや思いを大切にしながら、単元全体を見通し、展開を予測しながら評価計画を設定してきた。児童の願いや思いを大切にすればするほど児童自身の気づきや振り返りが重要なポイントとなってくる。単元一つ一つが児童の思考の中でつながり、追求の連続が図れるように大単元構想の中で、年間活動計画を作成した。 |
1.研究テーマ
豊かな活動や体験を通して、生き生きと学ぶ子どもの育成
〜子ども一人一人の思いや願いを生かした支援の工夫〜 |
研究の内容
1 活動計画の見直し
(1)地域環境の見直しと教材化
(2)総合的な学習の時間につながる年間活動計画の作成
(3)子どもの思いや願いの変容に対応した柔軟性のある計画づくり
2 学習環境の整備
(1)「上遠野マップ」や「こよみ」の見直し
(2)校地内の「学びの広場の充実」
(3)飼育栽培活動の活性化
(4)生活科コーナーの充実(わくわく文庫、わくわくカードなど)
(5)ゲストティーチャーの効果的な活用
(6)地域への広報活動「わくわく上小通信」の充実
3 個を生かす見取りと支援の工夫
(1)個を生かす見取り
1)活動内容に即した実態調査の工夫
2)視点を明確にした見取りの研究
3)見取り表の改善
4)複数教師による見取りの実践
(2)支援の工夫
1)前時までの見取りをもとに個を生かした支援計画の作成
2)一人一人の思いや願いを生かすための具体的な支援の工夫
3)複数教師による効果的な支援の工夫
4)具体的な支援のあり方についての検証と改善
4 評価と指導の一体化のための方策
(1)「みつけたよカード」「ふりかえりカード」の累積
(2)ねらいにそった評価の実践
(3)「長期的な個の見取り」の研究
(4)生活科の総合的な特質を教科及び3年生の学習に生かすための工夫 |
指定等
◇平成12年度 いわき市小学校教育研究会生活部研究部発表校
◇平成12年10月25日(水)公開 |