児童生徒の夢がかなう福島の教育の実現に向けて -018/157page

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1.道徳教育を進める上で大切にしたいこと

ア 道徳教育計画の改善
 (ア) 全体計画の改善
  ○全教師の協力と指導体制の整備
  ○各学校の特色を生かした道徳教育の展開
  ○家庭や地域社会との連携、学校間交流、関係諸機関との連携
 (イ) 年間指導計画の改善
  ○授業時数の確保
  ○多様な指導方法の工夫
 (ウ) 学級における指導計画の改善
  ○担任教師の個性の尊重
  ○道徳教育と日常生活との関連重視
  ○他学級、保護者や地域の人々との交流

イ 道徳の時間の指導の充実
 (ア) 体験活動を生かすなどの多様な学習指導の工夫
 (イ) 多様な形式の読み物資料を生かした学習指導の工夫

ウ 心に響き心が動く指導法や資料開発と活用の創意工夫
 (ア) 学習への興味の喚起や動機付けの工夫
 (イ) 道徳的価値の内面的白覚の手がかりとなる資料の選定・開発
 (ウ) 人間としての在り方や生き方などについて多様に感じ深めることのできる資料の選定・開発

オ 児童生徒の道徳性の理解と評価の工夫
 (ア) 共感的理解を基盤にし、広い視野からの継続的・総合的な評価
 (イ) 児童生徒のよさや個性の認め

カ 開かれた道徳教育の推進
 (ア) 家庭における道徳教育との連携
 (イ) 家庭における豊かな体験や基本的なしつけの重要性の理解
 (ウ) 地域社会における道徳教育との連携
 (工) 学校と家庭、地域社会との積極的な交流


(2) 体育・健康に関する指導の充実

 近年、子どもたちを取り巻く生活様式が大きく変化したことに伴い、児童生徒の遊びや運動の不足が生じ、体力の低下傾向を招いている。さらに、健康面においても生活習慣の乱れ、薬物乱用、性に関する問題等が生じており、学校における体育・健康教育の果たす役割は一層重要になっている。

1.体育指導充実のための留意点

ア 指導計画の改善
 地域や学校・児童生徒の実態等を十分考慮し、体育・保健体育の課題に基づき、最終学年まで見通した調和のとれた計画を作成する。

イ 運動への主体的な取組み
 自己の能力に適した課題を持ち、進んで運動に取り組めるよう、運動の学び方を習得させるとともに、体力の向上に努める。

2.健康教育充実のための留意点
 ア 保健安全推進体制の整備


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