児童生徒の夢がかなう福島の教育の実現に向けて -076/157page
2 授業の実践
拠点フイールドでの繰り返し活動
角田牧場には乳牛と肉牛が約100頭柵に飼われていて、毎日給食の時飲んでいる牛乳を生産している。子供たちは、繰り返し訪れることによって牛にさわれるようになったり名前をつけたりして愛着を持つようになった。
二荒山神社は、村はずれの山ぎわにある村の鎮守様である。子供たちは、うっそうとした神社にわくわくどきどきしながら、興味をもって、繰り返し活動していく中で、イチョウの木や草花に関心が深まった。
大橋公園は、簡単な遊具がある地区の小さな公園施設である。拠点フィールドの中心に大橋公民館があり、 1・2GO! 本部に活用した。
伊南川河原は、子供たちにとって最も遊びたい場所だった。子供たちは、「早く夏がこないかな。」と首を長くして夏の活動を心待ちにしていた。
1、2学年鈴木学級合同学習
1年生21名、2年生15名、鈴木学級(M君1名)の合計37名の児童。担任3名、養護教諭1名。学校における一番身近な隣接学年とのかかわり、障害のある友達とのかかわり、保護者、祖父母、教師とのかかわりなど多様な人々とのかかわりを盛り込みながら、活動に生かしていきたいと考え、合同学習を行った。