児童生徒の夢がかなう福島の教育の実現に向けて -113/157page
ポイント 配慮したいこと ○基礎的・基本的事項の明確化と共通課題の設定(★) ●教師の指導目標と生徒の学習のねらいの一致を目指す指導内容の分析と精選・重点化を図る。 ○発達段階に即した学習課題の追究 ○実践的・体験的な学習活動の重点化と組織化(★)
●指導目標に合わせた課題追究の手段の検討と吟味をし、学年の発達段階に即した効果的な学習を展開する。
●題材やユニット(指導のまとまり)におけるねらいに即した実践的・体験的な学習活動の意味づけや位置づけを吟味し、教科の本質に根ざした学習活動が展開できるようにする。○生徒同士の学び合いの場の設定(★) ●追究の段階における情報の共有や相互の啓発、まとめの段階における学習成果の共有の仕方、及び評価のねらいと方法について見通しを持っておく。 ○自分なりの課題に基づく学習の見通しの具現を図る場の設定 ●自分自身の取組みを振り返らせる場を適切に位置づけ、自ら考え自ら判断し、個に即した学習の展開に努める。
↓ 積み重ね
○主体的に生活を営むためのカの育成
●問題解決能カ
●工夫創造の能カ
●実践的な態度
ポイント 配慮したいこと ○生活とのかかわりを重視した自己課題の吟味(★) ●指導目標とのかかわりから、生徒一人一人の問題意識を重視する。 ○問題解決能力の育成を図る問題解決的な学習過程の工夫(★) ●多様な問題意識に対応しながらも、本質的な解決を目指す前提条件を整備する。
●本質的な課題解決を目指した生徒の学びの過程を吟味・検討する。○生徒による学習課題や学習コースの選択(★) ●生徒の発達段階や題材の配列を踏まえ、多様な問題意識に基づく学びがいのある学習過程を工夫する。(生徒や地域の実態の把握) ○学習形態の工夫(★) ●学習の特性に合わせて学習形態を工夫し、多様な学習活動が展開できるようにする。 ○多様な教材の準備(★) ●生徒の学びの多様性に対応するための資料や学習環境を整備する。 ○学習過程に応じた多様な追究方法への対応(★) ●他の教師による協力的授業の導入やCPをはじめとした視聴覚機器の活用などの効果的な支援をすすめるための方法を検討する。 ○個人課題の追究結果を共有する場の設定(★) ●一人一人の追究の過程を大切にしながら成就感や満足感を味わわせたり、新たな課題に気付かせ、学習意欲の喚起を図ったりする場を工夫する。 ○評価の機能を適切に生かした学習過程の組織化 ●指導計画と表裏の関係としての評価計画を的確に立て、生徒の学習状況の評価と共に、教師の指導の機能の確かめとしての評価を学習指導に反映させる。