児童生徒の夢がかなう福島の教育の実現に向けて -112/157page

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9 技術・家庭科における授業の改善(中学校)

(1) 技術・家庭科の改訂の要点

[ 教育課程審議会答申から ]

○生活をよりよくしようとする意欲と実践的な態度の育成をより一層重視する。

○家庭の在り方や家族の人間関係、子育ての意義、生活と技術とのかかわり、情報手段の活用などの内容を充実させる。

○実践的・体験的な学習を一層重視するとともに問題解決的な学習を充実させる。

○家庭・地域社会との連携や生涯学習の視点を踏まえつつ、学校における学習と家庭や社会における実践との結びつきに留意する。


技術・家庭科の学習に求められること

「生活の自立を図る」観点 → より体験的に、より生活と直結した学習


                        ↓

どう変わったか?

内容構成の大幅な変更 [ 整理、統合、集約、軽減、追加 ]
    (生徒の興味・関心や実態等に合わせて学べる
               分野別内容編成・履修学年や履修時間の指定なし)

求められる指導者の創意・工夫

※ 目標達成を目指した内容、履修方法、題材等の構築
※ 3年間を見通した年間指導計画の検討


何を目指し、どんな学習を展開するか?

  1.育てる力  「工夫・創造しようとする能力と実践的な態度」
  2.より実践的・体験的な活動を重視する。
  3.生活に結びつけることで、理解を深める。




(2) 改訂の趣旨を生かした授業の工夫

(ポイントの★印 : 実践編と特に関連しているもの)

[ 実践的・体験的な学習活動 ]

製作、整備、操作、調理などの実習、実験、観察、見学、調査・研究等

    ↓  各活動の特徴を生かし、効果を高める

●基礎的・基本的な知識や技術の確実な習得
●仕事の楽しさ
●完成の喜び


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