第5次福島県長期総合教育計画 新世紀ふくしまの学び・2010 -008/094page
「個」とは、一人の人間の個性や人格を指します。「磨く」とは、幼・少年期から老年期に至るライフステージの各段階において、自己の目標を目指して主体的に自己を高めようとする行為です。 具体的には、この「個」の完成に必要な知識・知恵・技能や、自ら学び自ら考える力を身に付けるとともに、豊かな人間性を養い、社会規範や公正さを重んじる社会性を自ら培うことを言います。
すなわち、人間が真に人間らしく生きるために、自ら学び自ら考えて自分を主体的かつ継続的に高めようとする行為を「個を磨く」といいます。
第3節 視点
第5次福島県長期総合教育計画においては、「他」との深い関わりの中で主体的・積極的に自己を高めることができる環境づくりを目指し、次の4つの視点を設定し、基本目標である「人・地域・自然と共に個を磨く新世紀ふくしまの教育」の実現を目指します。
I 「人と共に」
人との共生の視点II 「地域・自然と共に」
家庭、地域社会、学校の一体化と豊かな自然との触れ合いの視点III 「新世紀と共に」
社会変化への柔軟な対応の視点IV 「学びの環境づくり」
生涯学習社会の実現に向けた基盤整備の視点