教育福島0003号(1975年(S50)07月)-021page
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進めていきたい。
三、研究内容
進路に関する情報をどのように収集し、整理し、活用したらよいかを、次の分野に分けて考え、更に実践的立場から焦点を絞っていく。
(一) 個人理解のための資料
(二) 職業理解のための資料
(三) HR活動における資料
(四) 進路相談における資料
(五) 家庭との連携のための資料
(六) 進路指導における視聴覚資料
以上の分野から研究第一年度は、次の具体的項目に焦点を絞って問題点の調査と分析、それらの資料を活用していくための有機的な関係構造を考えてみた。
1)4か年間の離職の実態とその理由
2)進路についての不安・悩みの調査
3)進路についての家庭の意識調査
4)進路の選択について
5)職業観の調査
6)ホームルーム・テーマに関する資料と展開例
7)診断テストの研究
8)視聴覚器材の利用
9)進路相談票の作成と活用
10)卒業生調査カードの作成と活用
11)求人情報の整理活用
※ 以上の研究項目の番号は、次の研究関連図の中の1)2)……の番号と一致している。
四、研究をまとめていくための関連図
(表1参照)
五、進路に関する資料の活用例
(表2参照)
六、研究第一年度調査結果の一部紹介
−進路についての不安と悩み−
(別掲統計表3参照)
(一) あなたは進路について不安を持っていますか。
(二) あなたは進路について悩みを持っていますか。
少しでも、またときどきでも、不安や悩みのある生徒を含めると九十パーセント以上であり、なんらかの不安・悩みを持っている生徒が極めて多いことがよく認識さ
表1 研究をまとめていくための関連図
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