教育福島0003号(1975年(S50)07月)-041page
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その他の歯疾・異常
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五、へんとう肥大
へんとう肥大の被患率は、幼稚園七・〇七パーセント、小学校六・三一パーセント、中学校四・二二パーセント、高等学校一・四五パーセントと、学校段階が進むにつれて低くなっている。これを男女別に見ると、男子の被患率が高くなっており、幼稚園一・八三ポイント、小学校一・三九ポイント、中学校〇・五四ポイント、高等学校〇・二一ポイントと、それぞれ女子を上回っている。
へんとう肥大の被患率
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六、結膜炎
結膜炎の被患率を男女別、学校種別に見ると、高等学校を除いては女子が高く、幼稚園〇・六四ポイント、小学校〇・五五ポイント、中学校〇・〇六ポイントそれぞれ男子を上回っている。
結膜炎の被患率
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七、本県と全国の主な疾病・異常の比較
本県と全国(昭和四十八年度)の主な疾病・異常を比較すると、いずれもう歯、近視が特に高い率を示している。
本県のう歯の被患率は、幼稚園一・九六ポイント、小学校一・五七ポイント、全国平均を上回っており、中学校高等学校は全国平均より少ない。また近視について見ると、幼稚園を除いて各学校種別とも全国平均より高く、小学校四・五八ポイント、中学校二・六六ポイント、高等学校〇・六一ポイント、それぞれ全国平均を上回っている。
近視についで被患率の高い「その他の歯疾・異常」は、全国平均に比して幼稚園で〇・八五ポイント、小学校一八・二九ポイント、中学校三・一八ポイント、高等学校七・二四ポイント高い。
また、へんとう肥大は、各学校種別とも三・四九ポイントから〇・七二ポイント低くなっている。
(注)
「ポイント」とは、割合の差の単位である。
本県と全国の主な疾病・異常
本 県(昭和49年度)
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全国(昭和48年度)
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