教育福島0003号(1975年(S50)07月)-042page

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教育委員会だより

東白川郡塙町で広聴会を開催

 

東白川郡塙町で広聴会を開催

 

県教育委員会主催の本年度第二回教育広聴会は、去る六月十二日(木)午後一時から四時三十分まで、塙町役場で開催された。

会は、県南地区の一市二郡の社会教育・学校教育・PTA関係の代表者ら二十名と、県教育委員会側の会田宗太郎教育委員、三本杉國雄教育長以下教育次長、総務・財務・社教・文化・保体・福利の六課長、義務教育課主幹、高校教育課主任指導主事及び県南教育事務所長とが出席して行われた。

前半の八十分間は、「生がい教育の立場から、一人一人の学ぶ意識を高めるとともに、地域社会の実情に適した社会教育を進めるのには、どうすればよいか。」を主題に、また、後半の八十分間は、教育全般について、参加者から意見の聴取を行った。前・後半とも、それぞれの切実な体験を通した貴重な意見が活発に述べられた。

これに対して、社教課長から、「社会教育はやる気を起こさせることが重要である。今後施設の整備を進め、指導体制を整えていきたい。」と発言があり、文化・保体課長、義務教育課主幹からもそれぞれ「文化振興」「学校給食の現状と内容」「特殊教育」について、行政上の考え方が述べられた。

最後に教育長が、「社会教育を進めるには、共同社会から経済社会へと価値観が移ってきている現在、隣人愛、社会への奉仕の心、誘い合いの心の実行がなければならない。」「部落公民館、地区公民館などの小さいところで、ひざを突き合わせて学ぶ社会教育のあり方が望ましい。そのためには、率先して部落公民館を育て守るボランティアが必要である。」「職域や経験の中から切実な体験を通した御提案を頂き、今後の行政に反映させていきたい。どうもありがとうございました。」と感想と感謝を述べて、盛会のうちに終了した。

なお、次回の教育広聴会は、来る八月二十六日(火)午後一時から四時十分まで、南会津地区で開催される。

 

福島県文化財専門委員及び臨時専門委員の委嘱

文化財保護法第百四条の三の規定に基づく福島県文化財専門委員及び臨時専門委員を、福島県文化財専門委員設置に関する条例第四条の規定により、次のかたがたに委嘱した。

 

福島県文化財専門委員名簿

福島県文化財臨時専門委員名簿

 

福島県文化財臨時専門委員名簿

 

 

 

 


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