教育福島0006号(1975年(S50)10月)-045page

わが校のほこり

　

福島工業高等学校

　

本校の特色ある実習設備

　

本校では、理論と実習の連携融合の強化と、実習の効率化に、力を入れているのですが、その一例として、ミニコンの実習風景を御紹介しましょう。

カードパンチャーは、電子、電気科で四台を使用できるので、班別実習では十分にローテーションされ、理論の展開とマッチされるよう単元配置ができます。

また、ラインプリンタを導入したので、早い印刷ができ効率向上に役だっています。

電子工学、電気工学の基礎をしっかり勉強するのが科の目標ですから、あまり電算機にとらわれすぎると困るのですが、今のところは、電算機導入以来全般的に学習意欲が高まっているようなので喜んでいます。

学習を効率化する目的で、。パンチャーを四台にしたので、効果は上がっているのですが、反面消耗品の使用量が増加して、将来は問題になるかもしれません。

電算機も、夏など連続使用すると、バテてしまうようです。現在以上にハードな使い方をするなら、エアコンの設置が必要になるのではないかと思われます。

いずれにしろ、目の色を変えて、電算機に取り組んでいる生徒諸君を見るのはたいへんうれしいことです。

　

正門

　

実習前の講義

　

カードの点検

　

計算機の実習