教育福島0007号(1975年(S50)11月)-014page
六、その他
(一)第一次調査のリストは、提出された略調査票五百六十とう(十月末日現在一のすべてについて作成する。
(二) 第二・三次調査は略調査票のうち一選定(七月中旬)までに提出された六割の中から実施している。
(三) 残りの四割のうち、略調査票の数が多い鹿島町など数町村については、東北工業大学建築史研究室において、五十一年度以降独自の調査を実施する計画があるので御協力をお願いするしだいである。
第二十五回
福島県民俗芸能大会
主催 福島県教育委員会・いわき市・いわき市教育委員会・福島民友新聞社
期日 昭和五十年十一月二十九日(土)
会場 いわき市文化センター
目的 県内に遺存する民俗芸能のうち価値の高いものを広く公開し、民俗芸能に対する一般の理解と認識を深めるとともに、民俗芸能の記録保存を図る。
出演芸能(七団体)の紹介
一、八十年ぶりに復活の県内唯一の巫女舞
磐梯神社の巫女舞
本寺部落
耶麻郡磐梯町大字磐梯字本寺に所在し、明治二十年代までは毎年磐梯神社の舟引き祭りの旧二月十五日に行われていたが、昨年十一月に復活してからは新暦三月十五日に神社の拝殿で実施することにしている。
○ 数字は、50年11月27日現在のもの
○ 第一次報告戸数「0」は、該当民家なしの報告あったもの
第二次選定で未調査(◆印)は57とう
第三次選定で未調査(◆印)は6とうであるが、一方調査済とう数は、それぞれ当初予定数を越えている
○ 選定したが未調査の大口である白沢村、会津高田町、一次票遅延のために調査計画からもれた大口の鹿島町、長沼町、会津坂下町などについては、昭和51年度以後、東北工大建築史研究室で独自に継続調査を予定しており、計画を具体化する段階で当該市町村と協議して実施したい意向である