教育福島0007号(1975年(S50)11月)-039page
ーやフェダーの特殊劾果発生装置を用いて編集し、VTRに録画して教材を作る。解説も同時に記録できる。
スタジオは、フロア部分と調整室がある。フロア部分には白黒TVカメラ二台、カラーTVカメラ一台、スタジオマイクなどがあり、そこからの映像や音声を調整室で編集記録する。編集にはワイピングやフェーデングができるし、それに、フロアではスライドプロジェクターや八ミリ映写機の併用もできるので、かなり効果的な教材を作ることができる。
なお、調整室とフロアの連絡は、インタカムを用いて行う。
二、施設の利用状況
この施設を最も多く使用するのが教育工学講座であることは当然であるがその他にもかなり使用されている。
本年度までに教育工学講座で研修された教員の数は、八百九十八名になる。
教育工学講座以外の利用状況を四十九年度で見ると、次のようである。
○他講座で使用 十四回
○他機関で使用 八回
(市町村教委、学校など)
〇個人の研修や研究に使用 六回
○視察及び見学 三十二回
(この他に、個人的な見学もかなり多い)
〇相談 四回
この施設が、このように利用ひん度が高いことは喜ばしいことである。今後は、個人の研修や研究、教材作りにも、もっと気楽に利用されることを望んでいる。
▲スタジオフロア
教育工学講座受講者数
教育工学研修室