教育福島0010号(1976年(S51)04月)-045page
わが校のほこり
保原町立上保原小学校
本校の教育目標は、「自ら切り拓く子供」を主軸とし、その第一の柱に、「健康で安全に気をつける子供」をあげ、その具現化に努力している。
本校では、生がいを通して安全な生活を営むための素地を養うことを目途として、全教育活動の中で安全教育の定着化を図ろうと努力し、自ら考え、行動できる児童の成長を願っている。
もとより、真の安全は児童の行動を規制することではなく、自主性に根ざし、当面する事象より逃避せず、積極的に立ち向かうことによって育成されるものであると信じている。
具体的な指導の場としては、特別活動を中心に、日常指導の強化に努め、また、学校独自の安全旬間を設けて、父兄・地区民一体となっての意識の高揚と、行動化への転化を図っている。
○指差し確認と正しい歩行・交通教室
○校内・校外安全のちかいと行動化
○自転車訓練と検定 ○集団登下校
○サイクリング遠足 ○自転車点検
○ポスター・標語・作文の募集
○交通安全パレードヘの参加等
本校は昭和四十七・四十八年度の二か年間、学校安全教育研究校として、県の指定を受け、昨年は県表彰に続き文部大臣賞受賞の栄に浴することができた。これは学校と地区民が一体となった安全教育推進のたまものである。今後ともいっそう努力し、他領域への転化をも図るべく、職員一同心を新たにしている。
玄関前「希望」の碑
「校外安全」のちかい
安全訓練は朝の登校から
交通安全パレード