教育福島0011号(1976年(S51)06月)-046page
わが校のほこり
下郷町立
下郷中学校
本校は昭和四十九年、四校の統合により、下郷中学校として誕生した。
校舎は下郷町の中心地中妻台地にあり、下は大川ラインが巡り、かなたに二岐山・那須山が眺望できる鉄筋三階建ての近代建築である。
統合当初より、校長を中心として、全職員全生徒が、「やる気、元気、根気」を合い言葉として努力を続けている。
進んで学び、がん張りぬき、助け合うことを柱とした、心身ともに健康で気力・体力の充実した生徒像をめざして努力を続け、伝統の礎を築いてきた。
設備は東北一の広さを誇るグランドや五十メートルプール、ハードル五十台、マット五十枚等と、まことに恵まれた教育環境である。
これらの施設設備を効果的に活用して、体育の授業の充実を図るために、生徒の自主性を尊重し、マンツーマン式授業の実施に努力して効果をあげている。
総則第三体育も、週一回ではあるが集団訓練と体力の向上をめざして、全校組体操を実施している。
部活動にあっては、統合一年目にして野球が全会津で優勝したのをはじめ県体出場種目六種目、特に陸上競技では県体女子総合で二年連続第三位の成績、女子百メートルでは全国大会に出場し第七位の成績を獲得するなど、県下に下郷中ありとスタートした。
今後は、五十三年インターハイをめざして、全職員協力して指導にあたりいっそうの躍進を期待している。
また、町当局、PTAの温かい援助に心から感謝している。
(全校組体操)
(マンツーマン方式授業風景)
(剣道の授業)
(陸上部の冬季トレーニング(トランポリン使用))