教育福島0011号(1976年(S51)06月)-045page
わが校のほこり
猪苗代町立
猪苗代幼稚園
心身ともに健康でたくましい人間形成をめざし、自主的に安全な行動のとれるような習慣化を図るため、本園では「健康」の領域の具体的問題を探究し、その対策と実践に努めている。
一、健康教育に関する指導計画の再検討とその指導のなかで
ア しつけの教育として、幼児の発育状況に基づき、それにふさわしい健康生活の習慣や態度の育成に努める。
イ うがい・歯みがき・手洗いなど、幼児期に多い疾病の予防とその対策として、興味を持って実行できるよう工夫している。
ウ 歩く・走る・とぶ運動能力を高めるため、遊びのなかに工夫して積極的に取り入れるようにしている。
二、施設設備の活用のなかで
健康維持と体力増進のため、園庭の諸設備を一日の保育のなかでフルに活用し、遊びの片寄りをなくすようにする。
三、健康・安全教育の確保のなかで
ア 交通・水難・火あそびなどの事故防止に対しては、園・家庭・地域が連帯し、協力体制をとっている。
イ 諸遊具類の定期安全点検の実施
ウ 通園地区安全総点検地図の作成
エ 健康観察記録による家庭との連絡
オ 登園・帰宅時刻を園・家庭の相互連絡により、安全の確認をする。(随時)
体力を増すとともに、危険から身を守る安全な生活が営なまれるよう努力している。
(自然にしたしむ)
(共同のものはゆずり合って使う)
(元気に力いっぱいあそぶ)
(交通のルールを守り安全に退園する)