教育福島0012号(1976年(S51)07月)-033page
ロ、生徒会及び役員会機構
2) 活動の内容
学級は二学年編制(学級生数六十四名)とし、一般教養、家事、職業、青少年指導者としての知識技術等、体験学習を通しながら学習している。この間に文部省基準による「青少年初級指導者」の資格を修得し、修了後は各グループ団体、サークル等に参加し、リーダーとしての役割を果たしている。
なお、学級は毎週木曜日を学習日と定め、年間五十一回、百五十四時間、クラブ活動は毎週火曜日に実施し、ほとんど夜間学習である。
(三)、青年団体リーダー研修会
(1) 目 的
青年団体、グループ、サークルのリーダーに対して、二泊三日の宿泊研修を通し、団体運営の技術、活動のすすめかた等、リーダーとして必要な知識技術を修得させ、団体活動の振興を図っている。
(2) 研修の内容
1) 団体活動の企画、展開、評価
2) レクリェーションの技術
3) 研究討議
(四) 各種研修事業への参加奨励視野を広め、自己を拡大するためにも、他機関が実施する研修会等へも積極的に参加を奨励している。
○ 過去三か年間の派遣状況
若者によるふるさとづくり「おしゃべりパーティー」
三、今後の方向と振興方策
(一) 施設、設備の整備公民館の整備充実、体育施設の拡充整備、野外活動センターの建設を促進する。
(二) 指導体制の確立と有志指導者の育成と活用
(三) 青少年教育行政体制の再検討青少年が活動しやすい環境の整備。
(四) 青年団体連絡協議会の結成を図り、各種団体、グループの連絡協調と連帯意識の高揚を図る。
申すまでもなく、青少年の教育は極めて重要である。わが町においては、すべての社会教育事業の最重点にとりあげ、将来わが町を背負って立つ有為な人間つくりに努力している。
中央青年学級交歓会風景