教育福島0013号(1976年(S51)08月)-045page

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わが校のほこり

福島県立

福島県立

西郷養護学校

さつき荘の慰問

さつき荘の慰問

クラブ活動

クラブ活動

 

本校は、那須の連山、茶臼が岳の噴煙を西に仰ぎ見る福島県の南西端に位置し、栃木県との県境にある。学校周辺は開拓者の集落で酪農が中心である。県の総合福祉施設「太陽の国」の建設が、総工費二百億円で昭和六十一年度完成をめざし、着々と進められている現状である。

昭和四十七年度に、社会福祉法人精神薄弱児施設「白河めぐみ学園」が開園され、二十九名の園児が通学をはじめ、ここに小田倉小学校一の又教室と西郷第二中学校一の又教室が開級された。昭和四十八年四月には、教職員十九名と児童生徒三十一名で西郷村立西郷養護学校が創立された。昭和四十九年四月には、県立西郷養護学校に移管され、現在に至っている歴史の浅い学校である。

昭和五十年八月、現在の新校舎に移転。学校建築は二期工事が完了して三とうの近代建築の校舎であり、太陽の国の広大な敷地内の一角に位置している。重度児の施設「こひつじ学園」が昭和五十年度から開設され、重度重複障害の子供が多く学校に来るようになり、児童生徒数五十七名のほとんどがこの二つの学園からの通学生であり、過去に就学猶予又は免除の手続きをした事のある児童が総数の二分の一を占めている。

これらの児童生徒の無限の可能性を信じつつ二十五名の職員が日々その職務に精進している。

中学生3名の修学旅行

中学生3名の修学旅行

小学部の遠足

小学部の遠足

 

 

 


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