教育福島0014号(1976年(S51)09月)-046page
わが校のほこり
小野町立
小野中学校
夢をはぐくむ坂道と校舎正面
文化祭においてクラブ活動の成果発表
本校は、昭和四十一年小野町立小野新町、夏井、飯豊の各中学校の統合中学校として発足した。
校舎は小野町を一望できる小野新町谷津作の台地に建っており、東に矢大臣山、西に東堂山が眺望でき、下に夏井川が流れる鉄筋三階建ての近代的な校舎である。
校歌の歌詞にあるように……「この坂に夢を育くみ、この坂に刻む思い出、嵐にも心寄せあい、ああ小野中学生われら、誓う団結」……と、進んで学び、行動に責任をもち、助けあって働き、礼儀正しく、体力の充実した生徒像をめざして、校風の樹立に着実に努力してきた。
生徒の活動も活発になり、学習発表の場としての文化祭は、生徒会を中心に企画・運営され、教科・クラブ活動の発表の成果は充実したものが期待できるようになった。体育面においては体力増強の日常化を中心に、校内陸上競技大会、球技大会にそれぞれ創意工夫をこらし、各学級の団結にももりあがりがみられ、部活動の各種大会の成績はすばらしい。とくに五十年度はバレーボール(男子)が県大会で優勝しまた、全国大会での活躍などめざましい。
地域の保護者も、統合中学校に誇りをもち、学校環境の整備に協力を惜しまず、奉仕作業に汗を流す姿や、登下校の安全を守っている姿は、生徒の目に美しく反映し、活動意欲をもりあげ本校発展の礎となっている。
第5回全日本バレーボール中学生選手権大会出場
PTA環境美化奉仕作業