教育福島0016号(1976年(S51)11月)-034page
わが市の社会教育
わが町の家庭教育学級
只見町教育委員会
一、はじめに
只見町は、昭和四十五年から昭和六十年まで、三年間ローリング方式による、長期振興計画の第二次振興計画に基づいて社会教育を推進している。
家庭教育は、人間形成の基本にかかわる重要な役割を果たすものであるといわれている。
地域の家庭教育の現状や住民の学習欲求等を分析し、・町財政状況等を考慮して、第一次振興計画に引き続き乳幼児期の家庭教育の振興・充実を図るため、今年度は前年度までの実績と反省を生かし、継続して表1のとおり乳幼児期の家庭教育に関する内容を中心とした学級を三学級開設して、その充実に努めている。
次に、学級の状況の一端を紹介したい。
二、学級の状況
(1) 実施機関は各地区公民館で
只見町は、昭和三十四年八月、旧伊北村・朝日村・明和村の三か村が合併して誕生した町である。
地理的、気象的諸条件等を考慮し、地域社会教育活動推進の中心施設として、各地区ごとに独立公民館を設置しており、開設学級のすべてが、この施設を生かしてすすめられている。
表1 昭和51年度 家庭教育学級開設状況
表2 朝日乳幼児学級学習計画
熱心に学習に取り組む朝日乳幼児学級