教育福島0016号(1976年(S51)11月)-043page
高等学校の部最優秀賞入賞者、福島県立安積高等学校二年菅沼孝雄君の「立県百年に寄せて」の作文が堂々と朗読され、参加者に深い感銘を与えました。
昭和五十一年度 教育者表彰決まる
文部省では、毎年十一月、学校教育の振興に関し、特に功績顕著な教育者に対して表彰を行っていますが、本年度、本県関係の表彰者は次のとおりです。
◇白岩和夫(五十九歳)
(福島県立磐城高等学校長)
福島県教育委員会指導主事、教育研究所長兼理科教育センター所長教育センター所長を歴任し、本県教育の振興発展に寄与されました。
◇原田貞(五十八歳)
(桑折町立醸芳小学校長)
福島県教育委員会に勤務して、管理行政、社会教育行政の向上推進に貢献し、また、各教育事務所長、各小学校長、小学校長会役員として本県の社会教育、学校教育の向上発展に寄与されました。
叙勲の栄誉に輝く人々
昭和五十一年度、秋の叙勲が行われましたが、本県教育関係者では、次のかたがたが受賞の栄誉に輝きました。
◇勲四等旭日小綬章
安井健夫(七十二歳)
元福島県立福島商業高等学校長
安達郡東和町太田宇高槻二一番地
◇勲四等瑞宝章
五十嵐忠夫(七十一歳)
元福島県立福島盲学校長
福島市南沢又字東谷地四七番地
◇勲五等双光旭日章
木村宗喬(七十八歳)
元塙町立塙中学校長
東白川郡塙町塙字桜木町二〇二番地
◇勲五等瑞宝章
菅波国尚(七十九歳)
元内郷町立内郷第二中学校長
いわき市平字北目町八九番地
◇勲五等瑞宝章
星 久守(七十六歳)
元田島町立田島小学校長
南会津郡下郷町大字弥五島字西浦居村一四二番地
◇勲五等双光旭日章
西連寺 勇(七十五歳)
現西連寺歯科診療所歯科医
いわき市好間町北好間字堂田五十一番地
(多年にわたり学校保健・社会福祉の向上に貢献されました。)
幼稚園教育功労者決まる
長い間幼稚園教育に貢献されたかたがたに対し、幼稚園教育百年を記念して文部大臣表彰が行われましたが、本県からは次のかたがたが、晴れの栄誉に輝きました。 (公立幼稚園)
◇菊地光恵(五十三歳)
元喜多方市立喜多方第一幼稚園教諭
◇吉田ノブ(五十三歳)
川俣町立川俣幼稚園教諭
「家庭の日」作文・書写入賞者決まる
楽しい家庭をつくる運動の一環として、本年度「家庭の日」の作文・書写作品募集が行われました。その結果応募総数四千二百七十九点の中から九十点が入賞と決定いたしましたが、次に最優秀賞に選ばれたみなさんを御紹介します。
◇作文の部最優秀賞
「土に親しむ日」
二本松市立二本松南小学校四年 渡部千春
「新しい家族」
いわき市立平第一小学校五年 石黒良彦
「わたしの家庭」
いわき市立四倉中学校二年 須藤理恵◇書写の部最優秀賞
「お仕事」
鮫川村立渡瀬小学校四年 遠藤早百合
「家族の協力」
いわき市立平第一中学校三年 伊関秀雄
十一月定例教育委員会開かる
十一月の定例教育委員会は、十一月九日に開催されましたが、案件は次のとおりです。
◇議 案
第一号 昭和五十一年度末教育庁職員人事方針について
第二号 昭和五十一年度小・中学校教職員人事方針について
第三号 昭和五十一年度県立学校教職員人事方針について
第四号 県立学校事務職員人事方針について
第五号 公立小・中学校長の人事について
第六号公立小・中学校教頭・教員の懲戒処分について
第七号 県立学校教職員の懲戒処分について
◇教育長報告事項
第一号 市町村教育委員会教育長の任命承認について
第二号 公立中学校長の退職について
第三号 昭和五十三年度全国高校総合体育大会の準備概要について
第四号 第三十一回国民体育大会秋季大会の成績概要について