教育福島0017号(1976年(S51)12月)-009page
場」の開催状況は、次のとおりであった。
〈青少年芸術劇場〉
邦楽・邦舞公演
○演目 長唄「藤娘」ほか
○公演団体 日本舞踊協会
○期日・会場
七月二十一日 相馬市民会館
〃二十二日 いわき市常磐市
民会館
○入場者数
相馬市 千百五十名
いわき市 七百六十八名
(グラビア参照)
〈こども芸術劇場〉
バレエ公演
○演目 コッペリア
○公演団体 日本バレエ協会
○期日・会場
七月二十七日 郡山市民会館
〃二十八日 福島県文化センター
○入場者数
郡山市 千八百六十三名
福島市 千六百五十名
(グラビア参照)
オーケストラ公演
○演目 トランペット協奏曲ほか
○公演団体 東京フィルハーモニー
交響楽団
○期日 九月二十四日
○会場 二本松市文化センター
○入場者数 千三百十九名
第十五回 福島県選抜秀作美術展
本県の芸術文化の振興を期待して、第十五回展を十一月十二日かち七日間県文化センターにおいて開催した。
今回は、県内作家及び県出身作家が昭和五十年一月から、本年十月までに発表した作品のうちから百三十一点が選抜され陳列された。
その内容は、中央展で話題を集めた作品も多く、近年にない充実・安定した美術展で、連日、美術愛好家でにぎわった。
陳列作品
日本画部 十二点 洋画部 五十六点
彫塑部 二十一点
工芸美術部 十八点
書部 二十四点
第三十回 福島県総合美術展覧会
本年は昨年にくらべ出品点数が若干減少した部門もあったが、日本画、洋画部門については昨年を大幅に上回り五部門で出品総点数千二十九点の大台にのった。
特に本年は第三十回展にふさわしく質の向上が著しく、一般公募作品の審査に当たった各部門の審査員は、「優劣のつけ難い力作がそろい、作者の努力がしのばれた」といっているように、県展三十年の年輪の重さをずっしりと感じさせた内容のある記念展であった。
○審査員
日本画部 安藤重春、大山忠作、常盤大空
洋画部 石山富彦、梅宮英亮、春日部たすく、斎藤正夫、山川忠義、松田松雄
彫塑部 菅野忠良、西山勇三、橋本堅太郎
工芸美術部 佐竹富三、鈴木三恵子、津田永寿、照井久良人
書部 斎藤芳龍、林泉汀、村上皓南、渡辺絃川 ○会期 六月四日〜十三日
○会場 福島県文化センター
伝統工芸指導者研修会
県内における伝統工芸(陶芸・漆芸)作品を展示公開し、出品作品の講評会を行い、工芸に対する県民の関心を高め、本県文化の振興を図ることを目的に開催して、本年は四年目であった。
三年継続で依頼した千葉大学工学部意匠学科の音丸◆助教授の指導によって、特に本年は展示作品を見てもその成果がはっきり表われてきた感が強い。
○会期 十月十五日〜十七日
○会場 二本松商工会議所
○内容 (1) 作品展示「ふくしまの伝統工芸展」 漆器百十点
陶器 七十点
(2) 講評会「本物とはなにか」を中心に行った。
(3) 展示作品解説(解説委員)照井久良人・佐竹富三・関谷浩二・山内清司
第八回 福島県地方巡回美術展
地方にすぐれた芸術文化を紹介することによりて、地方特有の文化を高め
東京フィルハーモニー交響楽団福島市公演