教育福島0018号(1977年(S52)01月)-006page

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たり合ったとき、指導の効果があがり、子供はよりよく変容していくのです。

 

どの子も生き生きとして充実した学習をする姿を期待して、教師は毎日授業をしています。そのため、事前準備をし、個々の子供によく合う教材を整え、指導の方法をくふうしているのです。こうした努力が、子供の欲求とぴったり合ったとき、指導の効果があがり、子供はよりよく変容していくのです。

教育の仕事に対する要望は多く、教育研究や実践には際限がありません。しかし、計画的・継続的にこれを推進していくならば、必ずや子供の上にその成果が輝くものと思います。

県教育委員会では、毎年小・中・養護学校の先生がたから研究論文と実践記録を募集しております。また、県内の二地区と九校を指定して、それぞれの種別による研究主題のもとに実践研究を推進してまいりました。本誌ではその成果について概要をお知らせします。今後の実践に役立てていただきたいと思います。

学校の第三学期は、一年間のまとめと次年度の計画立案の重要な時期であります。各学校では、本年度の教育目標達成のため、全教師の共通理解のもとに、更にゆきとどいた手をさしのべ、子供たちが充実した学校生活を営めるよう、いっそうの御尽力を願います。同時に、自らの実践におぼれることなく、さまざまな教育理論をふまえ、教育活動を冷静に批判しながら推進されるよう期待します。

 

第六回小中学校教職員研究論文

募集及び審査結果について

 

〈趣旨〉

教職員の自主的な研究を推奨して専門性を高め、資質を向上することによって児童生徒の学力を高め、豊かな人間性の育成を図る。

 

一、応募数

本年度は研究論文と実践記録の二部門について募集したが、教職員各位の日ごろの熱心な研究と実践により、九十七編に及ぶ多数の応募を見ることができ、その内容も充実したものになってきている。

管内別、内容別の応募数は次のとおりである。

 

表1 管内別・部門別応募数

表1 管内別・部門別応募数

 

表2 内容別応募数

表2 内容別応募数

 

 

 


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