教育福島0018号(1977年(S52)01月)-028page
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教育委員会だより
教育効果の向上と教職員組織の充実
−−年度末人事方針決まる−−
昭和五十一年度末の教職員人事方針は、このほど開かれた定例教育委員会で決定されました。
そのうち、採用・交流・昇任・退職等についての実施方針は次のとおりです。
○小中学校教職員
一、採用
(1) 教員については、資格・人物・健康成績等に基づいて厳選し、その配置の適正を期する。
(2) 事務職員・学校栄養職員については教員に準じて行う。
二、交流
(1) 交流に当たっては、教育振興の立場を優先し、個人的事情を参考とする。
(2) 免許状・年齢構成・性別について、各学校の均衡を図るため、努めて広域にわたって交流を行う。
(3) 各地域の実態に応じ、都市・平地・へき地相互間の計画的な交流を積極的に行う。
(4) 中堅の立場にある教員の広域交流を積極的に行う。
(5) 教職員定数の減少に即応し、学校相互間並びに県外派遣等の他県との計画的交流を促進する。
(6) 特殊教育担当者の適正な配置と交流を行う。
(7) 同一校相当年数勤務者の適正な交流を行う。
三、昇任
(1) 校長については、その職責の重要性にかんがみ、資格・人物・指導力・勤務実績・健康等のすぐれた者のうちから適任者を厳選する。
また、相当期間へき地又は、特殊教育の経験を有し、勤務成績優秀な者の抜てきを考慮する。
(2) 教頭については、校長に準じて行う。
(3) 教員については、免許状の取得状況勤務実績等によって選考する。
(4) 事務職員については、勤務年数、勤務実績等によって選考する。
四、降任及び退職
勤務実績・健康・年齢・勤務年数等を考慮して慎重に行う。
○県立学校教職員
一、採用
(1) 教員については、資格・人物・健康等に基づいて選考し、その配置の適正を期する。
(2) その他の職員については、教員に準じて行う。
二、交流
(1) 免許状・性別・年齢構成等の均衡化を図るため、努めて広域にわたって交流を行う。
(2) 都市部と農村部及びへき地との交流を促進する。
(3) 高等学校の学科の設置廃止にともなう配置転換、学校種別(高等学校・特殊教育諸学校)間及び課程(全日制・定時制・通信制)間の適正な交流を行う。
三、昇任
(1) 校長については、その職責の重要性にかんがみ、法に定める資格を持ち人物・健康・勤務実績・指導力等のすぐれた者のうちから厳選する。
(2) 教頭については、校長に準じて厳選する。
(3) 右記以外の職についても、資格・人物・健康・勤務成績等を考慮して行う。
四、降任及び退職
勤務成績・年齢・勤続年数等を考慮して行う。
一月定例教育委員会開かる
一月定例教育委員会は、昭和五十二年一月十三日に開催されましたが、その案件は次のとおりです。
◆議 案
第一号 公立小学校長の人事について
第二号 福島県スポーツ振興審議会委員の任免について
第三号 福島県立高等学校条例の一部改正について
◆教育長報告事項
第一号 市町村教育委員会教育長の任命承認について
第二号 第二十九回福島県総合体育
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