教育福島0021号(1977年(S52)06月)-042page

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教育委員会だより

 

青少年の健全育成について

県南地区で教育広聴会を開催

 

県教育委員会では、教育行政施策について、地域住民や教育関係者等から意見を聞き、今後の参考にするため、教育広聴会を開催しておりますが、本年度第一回の広聴会を去る五月十八日白河市白河合同庁舎において開催いたしました。

 

意見を述べる地区代表者

 

意見を述べる地区代表者

 

テーマは「地域ぐるみで健全な青少年の育成を図るのには、どのようにしたらよいか。」ということで小学校、中学校、高等学校の先生がた十五名からそれぞれ次のような意見が出されました。

まず学校と家庭の問題については、「家庭における基本的なしつけ教育を充実させる。学校と家庭の連携による習慣形成を図る。児童生徒の問題行動について、保護者会を充実する。学校の指導方針を確立し、教職員の指導体制を強化する。広報活動を重視し、家庭問題や進路選択等から派生する問題に効果的に対処する。問題生徒の親ほど学校にこない現実を、教師側も反省し改善を加える。」等々貴重な意見が出されました。

また、学校と地域社会の問題、地域と家庭の問題についても、現場の実践をふまえた、建設的な意見が多くのべられました。

 

五月定例教育委員会開かる

五月の定例教育委員会は、去る五月十一日開催されましたが、その内容は次のとおりです。

 

○議案

第一号

福島県社会教育委員の解嘱及び委嘱について

解嘱 富塚有吉

委嘱 佐久間正男

○教育長報告事項

第一号

市町村教育委員会教育長の任命承認について

桑折町教育委員会教育長

遠藤伊雄

第二号

五〇・一二・一〇等スト処分にかかる被処分者の不利益審査請求について

昭和五十年十二月十日、同五十一年三月三日及び五十一年四月二十日の、スト参加者(県教組、県立高教組)に対する、本年三月三十一日付の懲戒処分に対し、被処分者二百五十八名中二百五十五名は、県人事委員会に不利益処分の審査を請求し、同委員会は、昭和五十二年五月九日付、これを受理した。

 

「よい歯」の優秀校決まる

 

昭和五十二年度「よい歯の学校」審査は、去る五月三十一日、中央審査をへて、六月六日、県歯科医師会館において「よい歯の学校表彰式」が行われ次の学校がそれぞれよい歯の学校に選ばれました。

○特別優秀校(四校)

安達町立油井小学校

須賀川市立稲田小学校

会津若松市立城西小学校

只見町立明和小学校

○優秀校

福島市立福島第二小学校

川俣町立川俣小学校

同 山木屋小学校

二本松市立二本松北小学校

須賀川市立西袋第二小学校

石川町立沢田小学校

長沼町立長沼小学校

白河市立白河第一小学校

会津若松市立永和小学校

伊南村立伊南小学校

いわき市立川部小学校

会津坂下町立第二中学校

 

シンガポール教育視察団来県

 

国際交流基金昭和五十二年度中学・

 

 

 


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