教育福島0022号(1977年(S52)07月)-013page
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三、特別活動の推進
児童生徒の心身の調和的発達は、学校生活のどのような場をとおして達成されているとみたらよいであろうか。また、児童生徒の側からすると、学校のどの場の、どのような活動内容によって、自己開発、自己実現を図っていると考えるのであろうか。
こうした学校教育のもつ基本的な問題を考えるとき、学校は、個人差のある児童生徒の人間形成のために、調和と統一のある教育活動を展開するよう努力する必要がある。その意味で特別活動は重要な位置をしめるものである。
(1) 体育的クラブ活動の運営
1) 必修としてのクラブ活動
学校教育の場においては、学級、学年の所属を離れて、共通の興味や関心をもった児童生徒の組織をつくり、その中で各人の個性を発揮させながら、互いに理解し協力し合うという社会性を養い、人間としての調和のとれた発達を図ることが重要な課題となる。
クラブ活動を推進していくにあたっては、この趣旨をじゅうぶん理解し、助言、指導にあたることが重要である。
表4 昭和五十二年学校体育充実のための重点事項
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