教育福島0022号(1977年(S52)07月)-043page

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3) 家庭教育への指導助言の方法のくふう

4) 具体的・実際的な活動としての指導の推進などが、特に重要な点としてあげられました。

 

PTA指導者研修会の開催

県内、小・中・高校単位PTAの指導者を対象とし、二日間の研修日程で小・中PTAは各教育事務所管内ごと、高校PTAは県下一会場、白河市において開催されます。

本年度の研修内容は、PTAが青少年の健全な育成を図ることを目的として行う「地域活動のあり方」「家庭教育を充実するための研修活動のあり方」及び「少年団体と育成会のあり方」とし、また、その方法上の問題として、

「広報・広聴活動のあり方」「会の進め方」を、とりあげ、十時間の研修プログラムが計画されています。

各管内ごとの開催期日・会場は、次のとおりです。

県北(九月一・二日、桑折町公民館)

県中(九月二十七・二十八日、鏡石町公民館)

県南(八月二十一・二十二日、棚倉中学校)

会津(八月二十二・二十三日、城北小学校)

南会津(九月十三・十四日、伊南村村民会館)

相双(七月十七日、富岡第一中学校)

(十二月二日、富岡第一小学校)

いわき(七月六日、市文化センター)

(十月五日、平第二中学校)

高校(県下一会場)(九月十六・十七日、白河市文化センター)

 

第一回県学校保健体育研究大会のお知らせ

 

「児童生徒の健康の増進と体力の向上を図るため、学校体育・保健、安全及び給食の指導と、管理運営をどのようにしたらよいか」という大会テーマのもとに、第一回県学校保健体育研究大会が次の要領で開催されます。

 

一、期日

昭和五十二年八月八・九日

二、会場

須賀川市立須賀川第二小学校

(電話〇二四八七 五一三三五六)

三、日程

第一日 開会式(表彰)、シンポジウム、分科会

第二日 全体会、特別講演

四、参加対象

(1) 県内小・中・高・盲・ろう・養・幼稚園教職員

(2) 学校給食共同調理場職員

(3) 学校医、学校歯科医、学校薬剤師学校栄養士

(4) 市町村教委関係者、PTA会員等

五、問い合わせ先

公立幼・小・中学校にあっては各教育事所長に、県立学校その他にあっては県教育庁保健体育課長あてにおたずね下さい。

 

「自然に親しむ運動絵画コンクール」作品募集

 

一、趣旨 児童生徒に、作品の製作過程を通じて、自然保護思想の高揚を図り、一般県民の普及啓もうに努める。

二、作成要領 作品は県内小中学校児童生徒が、七月二十一日から八月二十日までに作成したもので、自然保護、臨海・林間学校・キャンプ生活など、自然との交流をテーマにしたもの。用紙はB3版を使い、裏面に学校・学年・氏名を明記する。

二、各学校長は、児童生徒の作品中、優秀作品三点を、九月十五日まで福島県生活環境部自然保護課長宛に送付してください。

 

覚めたと思っても10時間はだめ

--なくそう、飲酒運転一-

 

最近「晩しゃくを3合ほどやったが、飲み終わって5時間ほどたったので、酔いは覚めたと思って車を運転し酒酔い運転で検挙された。」という事故が目だちます。

そこで、酒を飲んでから体の中に吸収されたアルコール分がすっかり無くなるためには、どのくらいの時間が必要かということで、県警・交通指導課から次の資料をいただいたので紹介します。

 

ト違いますが、平均して0.15mgぐらいの量が1時間に排出されるということです。

 

この量は個人によって違いますが、平均して0.15mgぐらいの量が1時間に排出されるということです。

 

だ酒そのものの量ではなく、飲んだ酒の中に含まれているアルコールの量です。

 

血液の中に吸収されるのは、飲んだ酒そのものの量ではなく、飲んだ酒の中に含まれているアルコールの量です。

 

でアルコール分が体内からすっかりなくなるかというと、次のようになります。

 

以上のことから、体重60kgの者が、酒3合を飲んだ場合、どのくらいでアルコール分が体内からすっかりなくなるかというと、次のようになります。

 

酒1合の中には、おおよそ22gのアルコールが含まれていますから、血液1mリットルを中に吸収されたアルコールの量Mは、

 

したがって、体内にアルコール分がすっかり無くなるためには、

 

したがって、体内にアルコール分がすっかり無くなるためには、

 

となり、約10時間30分経過しなければならないということになります。

 

となり、約10時間30分経過しなければならないということになります。

 

このことからもわかるように、酒が覚めたと思っても、そう短時間でアルコール分が無くなりません。まして、体の状態によっては、昨夜の酒が翌朝まで残るということもあるわけです。「飲んだら乗らない。乗るなら飲むな。」ということを、あらためて肝に銘じて飲酒運転事故や酒酔い運転事故の絶無を期するようにつとめましょう。

 

 

 


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