教育福島0025号(1977年(S52)10月)-036page

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わが市の社会教育

 

期待されるわが市の婦人教育

 

白河市教育委員会

 

一、白河市の概況

 

「シラガー」とは、アイヌ語で塞(とりで)の意味、ここから白河の名が生まれたといい、また「白河の関」の下を流れる白川という小川が雨が降ると上流の白土が流れて白く濁るところから白河の名が生まれたともいう。千五百年も前の話。明治二十二年町制が敷かれ、昭和二十四年、近効四か村と古関村の一部を合併して現在の白河市となる。人口四万二千余人、戸数一万五千余戸を数える。成人の婦人一万一千、うち婦人団体に加入している者二千百三十七名、婦人全般を通じて、何らかの形で就職している人が約七〇%である。

 

二、白河市における婦人教育基本構想

 

(一) すでに開設している婦人大学、婦人学級、婦人講座等の内容の充実を図る。

(二) 年代別学級の開設。

(三) 継続学級の自主開設学級への切り替えをすすめ、ボランテイア学級として実践活動を奨励する。

(四) 婦人の生活を豊かにするため、既設の料理、手芸、生花等の学級の内容を充実させる。

(五) 婦人団体の活動を円滑にし活発にするために

1 未組織婦人団体地区への助言指導

2 婦人団体の学習活動への指導助言

3 婦人団体の連絡提携への指導助言等について、適切な方策をたてるようにする。

(六) 婦人教育の振興を図るためには、婦人教育指導者、後継者育成もおろそかにできない。そのために、

〇 県主催各種婦人教育研修会への積極的参加。

〇 他地区との交歓研修の開催

〇 研修会等修了生のつどい等をすすめる。

 

消費者教育懇談会嵐景

 

消費者教育懇談会嵐景

 

家政教育の学習風景

 

家政教育の学習風景

 

三、白河市における婦人教育の現状

 

(一) 市教育委員会

 

(二) 中央公民館

 

(二) 中央公民館

事業名対象開催財源人数開催場所備考
生花教室一般婦人五月〜二月自主財源三十一名中央公民館 
料理教室同右六月〜二月同右三十五名同右 
手芸教室同右五月〜二月同右十九名同右 
婦人大学同右四月〜二月同右七十二名同右 
家政教室天神町登り町婦人月一回同右 
くみ紐教室一般婦人九月〜十一月同右四十名同右 
茶道教室同右五月〜八月同右十五名同右 
和裁教室同右二月〜六月同右四十名同右 

 

 

 


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