教育福島0026号(1977年(S52)11月)-016page
鉄骨造は昭和四十七年度から昭和五十一年度の保有率は、五六〜五八%で格差は少なく推移し、鉄筋造は漸増し、昭和五十一年度には二七%で鉄骨造と合わせると七九%と高くなり木造が一五%と低くなっている。
全国平均と比較すると本県の構造別保有率は全国平均より木造が高く鉄筋造が低い。鉄骨の保有率は昭和四十七年度には全国平均より低いが、昭和五十一年度には全国平均を上回っている。
屋内運動場施設の末保有状況を表11でみると、小学校にあっては昭和四十七年度に三五・八%が、昭和五十一年度には二五・七%と年々整備されているが、保有のうち基準以下のものが六九・五%と高い比率を占めている。
中学校にあっては昭和四十七年度に一二・六%が、昭和五十一年度には八%と低くなってはいるが、小学校同様五二・九%と半数以上が基準以下である。
(2)小中学校の危険建物の状況
本県の公立学校建物で校舎保有面積に対する危険面積(耐力度四、五〇〇点以下)及び要改築面積の比率を表14でみると、小学校校合の保有面積に対する木造面積は毎年逓減し、五二・一%と危険面積にあってもその比率は逓減している。(昭和四十七年度二一・一%に対し昭和四十八年度三八・三%と格差が大きいのは、昭和四十七年度に耐力度調査を実施したために危険面積
図14 構造別保有状況の推移 小学校(校舎)
(注1)上段数字は保有面積を示す。但し単位 県はm2,全国は千m2
(注2)R…鉄筋コンクリート造 S…鉄骨造(ブロック) W…木造 (注3)構造別保有率=(構造別保有面積)÷保有総面積×100
図15 構造別保有状況の推移 中学校(校舎)
(注1)上段数字は保有面積を示す。但し単位 県はm2,全国は千m2
(注2)R…鉄筋コンクリート造 S…鉄骨ブロック造 W…木造
図16 構造別保有状況の推移 小学校屋内運動場
(注1)上段数字は保有面積を示す。但し単位 県はm2,全国は千m2
(注2)R…鉄筋コンクリート造 S…鉄骨ブロック造 W…木造
図17 構造別保有状況の推移 中学校屋内運動場
(注1)上段数字は保有面積を示す。但し単位 県はm2,全国は千m2
(注2)R…鉄筋コンクリート造 S…S…鉄骨ブロック造 W…木造