教育福島0026号(1977年(S52)11月)-018page
学校教育設備の充実
一、県立高等学校設備の整備
(1)全日制高等学校設備の整備
理科教育等設備の整備については、理科教育振興法に基づいた国の補助制度により、年次計画で整備されている。現在この補助制度により整備している設備には、理科設備と算数・数学特別設備があるが、それぞれ年次計画を定め、その計画期間内に充実目標を達成するよう、予算措置を行っている。そして年次計画が終了すると設備基準を改訂して、また新しい基準を作成することになっている。現在行われている設備補助の年次計画は、次のとおりである。
◎理科設備 昭和四十八年度〜昭和五十四年度の七か年計画で充実目標全国平均七〇%
◎算数・数学特別設備 昭和四十五年度〜昭和五十四年度の十か年計画で充実目標全国平均七〇%
過去四年間の充実状況は、図18のとおりであるが、理科設備は第四年次で三九・四%、算数・数学特別設備は第七年次で二九・五%の充実率を示している。
図18 全日制高等学校
(2)定時制高等学校設備の整備
定時制高等学校の設備の整備については、「高等学校の定時制教育及び通信教育振興法」に基づいた国の補助制度により、年次計画で整備されている。この補助制度により整備している設備には、教科(理科を除く)教育設備、理科教育設備及び数学特別設備があり、それぞれ年次計画を定め、その計画期間内に充実目標を達成するよう、予算措置を行っている。現在行っている年次計画は、次のとおりである。
◎教科(理科を除く)教育設備昭和四十八年度〜昭和五十四年度の七か年計画で充実目標全国平均七〇%
◎理科教育設備及び数学特別設備
昭和四十八年度〜昭和五十四年度の七か年計画で、「独立校」については充実目標全国平均七〇%、全日制との併置校については充実目標全国平均三〇%
過去四年間の充実状況は、図19のとおりであるが、教科(理科を除く)教育設備は第四年次で四二・四%、理科教育設備と数学特別設備は「独立校」・全日制との併置校合わせてそれぞれ四四・五%、二〇・一%の充実率となっている。
図19 定時制高等学校設備の整備
表18 公立学校施設整備事業実績状況調べ
単位:m2
年度
事業名47 48 49 50 51 学校数 面積 学校数 面積 学校数 面積 学校数 面積 学校数 面積 小学校校舎 校
149,590 校
1619,782 (3)校
17(10,134)
19,702(1)校
14(2,500)
10,702(1)校
22(1,876)
33,055中学校校舎 2 1,810 6 12,574 3 3,286 5 1,953 (1)
7(3,577)
10,589小学校屋体 15 6,517 11 6,379 12 4,900 15 6,039 9 6,795 中学校屋体 4 2,625 4 3,185 4 1,981 2 1,645 へきち集会室 7 2,166 5 3,045 2 488 4 2,076 小中学校統合 21 28,784 11 16,589 14 22,985 (1)
10(1,331)
16,9269 11,431 小中学校危険 48 45,702 38 49,381 (2)
30(5,763)
34,484(1)
41(2,511)
41,576(5)
48(10,745)
64,269小中不適格 1 654 1 549 4 2,569 2 70,347 公害防止 1 1,513 2 2,260 1 1,429 計 112 97,848 93 112,997 (5)
84(15,897)
90,674(3)
92(6,342)
151,970(7)
102(16,198)
131,289養護学校 2 973 1 448 1 624 8 幼稚園舎 7 3,075 10 3,284 8 3,613 6 1,868 8 3,568 計 9 4,048 11 3,732 9 4,237 6 1,868 8 3,568 合計 121 101,896 104 116,729 (5)
93(15,897)
94,911(3)
98(6,342)
153,838(7)
110(16,198)
134,857(注)上段( )は国庫債務負担行為分担事業完了年度に計上した