教育福島0026号(1977年(S52)11月)-041page
わが校のほこり
白河市立白河第二中学校
正面玄関
勤労を愛し責任を重んじる生徒たち
国道四号線と二八九号線、及び東北自動車道路に周囲を囲まれ、近くを東北本線、新幹線(未開通)が通る交通上要衝の地に位置する本校は、現代版白河の関といっても過言ではない。したがって、朝夕のラッシュはかなり激しい。そこを毎日、全校生の九五%の者が、踏切を通り、国道を横切って登下校する。このような環境の中で、本校では、早くから保健安全教育に力を注ぎ、生徒会に交通安全委員会を設け自転車通学生への適切な指導を行い、また毎月一日には全校生にリボンをつけさせて安全の日の意義の周知徹底を図ってきた。
保健委員会の活動も活発で、毎月の一日に安全点検を実施し、危険箇所の早期発見、修理に努めたり、愛校日を設けて、住みよい環境作りに励んでいる。さらに、保健安全についての各種資料をたんねんに収集し、すばやく全校生に提供するなど、その活動には目ざましいものがある。
昨年度、このような活動が認められ県学校保健優良校として表彰の栄誉に輝いた。
じゅうぶんに準備運動をしてスポーツテスト
保健委員の労作による資料の展示
○本校の教育目標
一、心身ともに健康で明朗な生徒。
二、友愛の念に富み、心情の豊かな生徒。
三、生きた学力を身につけ、正しい判断のもとに実行する生徒。
四、勤労を愛し、責任を重んじ、社会奉仕する生徒。