教育福島0030号(1978年(S53)04月)-027page
特集
幼稚園教育を進めるに当たって
一、本県の現状
県教育委員会は、幼稚園教育の推進に当たり、国の施策(幼稚園教育振興計画)とあいまって関係機関と連携をとりながら積極的に設置を促進してきた。
その結果、幼稚園は年々新設され、昭和四十七年には二百九十一園であっあったのが昭和五十二年には三百五十七園となり、五年間に五十五国(年平均十一国)が増加し、幼稚園教育は急速に普及している。(表1)
それを設置者別にみると、国立幼稚園一園、公立幼稚園二百十園、私立幼稚園百四十六図で、国公立の占める割合は五九%、私立幼稚園は四一%となっている。
表1 幼稚園数
年度
種別46 47 48 49 50 51 52 国公立 134 161 176 186 191 198 211 私立 140 130 129 132 136 139 146 計 274 291 305 318 327 337 357 (注)「福島県学校統計要覧」(昭和52.5.1現在)
表2 幼稚園在国状況・保育所在籍状況(昭和51年)
区分 人口(b) 幼稚園在園者数 保育所在籍者数(d) 幼稚園在園率((c)/(b)×100) 保育所在籍率((d)/(b)×100) 国・公立 私立 計(c) 3歳児 31,815人 11人 1,385人 1,396人 4,461人 4.4% 14.0% 4歳児 30,653人 3,112 9,135 12,247 6,426 40.0 21.0 5歳児 30,439 10,215 11,371 21,586 5,759 70.9 18.9 計 92,907 13,338 21,891 35,229 16,646 37.9 17.9 (注)「昭和51年度教育調査報告書」