教育福島0031号(1978年(S53)06月)-045page
わが校のほこり
郡山市立赤木小学校
校舎の一部前景
赤木小学校は、創立以来特に研究には熱を入れ、家庭教育を含めた、「人間教育」が一貫して底を流れている。そして、昭和四十八年来取り組んで来た、「生徒指導」の研究を土台に、五十年度から、市の研究推進校として、「生徒指導の機能を生かした学級指導」の実践研究を進め、五十一年、中間報告、五十二年に公開をし、その結果、受容的、共感的な人間関係を基盤とした、学級指導の援業展開に自信を得、生徒指導の機能を生かした、三段階、六分節の基本的指導過程にそって、学級指導の授業展開が定着してきたり、学級指導カードと、教師のカルテが、指導過程に位置づけられて、活用できるようになったり、児童観、題材観、指導観を確立したうえで、指導を構想する確かさが見られ、学級における、自己理解を通した自己のあり方の追求がよくなされるようになった。
「解決策のくふう」4年学級指導
五十三年度は、学習指導面に生かした研究として、自主的に進めようとしているが、教科等、具体的な内容については、間もなく、現職教育部が中心となって推進する運びとなっている。
「気づかせる」1年学級指導
本年改築された、近代的な校舎で、児童は喜々とし活動している。そして校章「矢の根石にあかぎ」で象徴される、豊かでたくましい子供の育成をめざし、今年も大活躍が期待されるところである。
「実践化への意欲づけ」5年学級指導