教育福島0031号(1978年(S53)06月)-046page

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わが校のほこり

 

会津若松市立若松第六中学校

会津若松市立若松第六中学校

 

正面からみた校舎

正面からみた校舎

 

会津若松市立第六中学校は、教育活動のいっそうの充実と向上を期して、適正規模の学校をという地域の人々の十数年来の願いが実を結び、市立神指中学校と永和中学校とが統合して、今年四月一日より発足した。

四月四日の開校式には、統合推進や更に施設設備の整備、充実促進のため尽力されたかたがたの代表より、真紅の校旗とりっぱな校歌が寄贈された。

 

空からみたわが学びや

空からみたわが学びや

 

校歌は、学芸大教授の山口康助先生作詩、岡山大教授の真篠将先生作曲によるすばらしいものである。

生徒全員でせい唱し、開校を祝い合った。

校舎は、会津若松市の西北の田園地帯に位置し、三階建ての白亜の殿堂に二百七十六名の生徒と二十名の教職員とがこの会津野に新しい校風を築く教育活動に励んでいる。

芝生をはった一万三千平方メートル余の広大な緑の校庭では、休憩時間、放課後に、生徒たちが喜々として運動に励み、心身を鍛えている。

 

希望に燃えて,開校式風景

希望に燃えて,開校式風景

 

学校教育の充実を願う地域の人々の熱意が、学校統合を実現させるとともに、更に、新生若松六中に対して、物心両面の協力が惜しみなく注がれている。そうした地域のかたがたの要望にこたえるべく、教職員は、校章に象徴される願いを共通理念として、統合による学校生活が生徒の人格形成に大きく作用するよう、教育計画の樹立、毎日の生活の充実に一丸となって努力している。

 

校旗よ永遠に栄えあれ

校旗よ永遠に栄えあれ

 

 

 


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