教育福島0036号(1978年(S53)11月)-045page

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わが校のほこり

石川町立

石川中学校

 

して発足した。地域の長年の夢が実現し、新しい中学校に対する期待は大きい。

 

本校は「広い視野に立って強く正しく生きぬく生徒」の育成を学校教育の基本目標として、昭和五十二年四月四日町内五校が統合し、新たな石川中学校として発足した。地域の長年の夢が実現し、新しい中学校に対する期待は大きい。

石川町の中央に、五万千九百九十八平方メートルの広大な敷地に約十一億円の巨費を投じて建設された校舎は、石川地区中学校の教育に貢献するところも大である。

新しい中学校の所期の目的を達成するために、教育課程研究の県の指定を受けたことは意義が深い。「各教科において、基礎的、基本的な事項を一人一人に身につけさせるための学習指導法の研究」を主題として、二年間にわたる研究成果の発表を目前に最後の仕上げに取り組んでいるところである。なかんずく、視聴覚室の整備は研究指定に符合し、その機能がフルに発揮されている。

自然と文化を愛する石川町には、美しい森のほかに鉱物や岩石の種類が豊富である。理科教育の振興のため百数十種類の岩石園と鉱物標本が寄贈され、貴重な資料として活用されている

学校環境緑化も町当局、PTAの援助を受け、生徒の愛校精神によって第一年次の計画が完了した。やがてこの地に、教育とスポーツの殿堂に恥じない名実ともに格調高い伝統と校風が樹立されるであろう。

 

校舎正面

校舎正面

 

岩石園

岩石園

 

視聴覚室での授業風景

視聴覚室での授業風景

 

緑化作業

緑化作業

 

 

 


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