教育福島0037号(1978年(S53)12月)-011page
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新国孝雄講師、参加者四十名)
(2)版画を作るつどい(五月〜十月、郡山中央公民館、安達公民館、渡辺達英講師、参加者八十名)
(3)陶芸にしたしむつどい(五月〜十月、郡山市中央公民館、富久山公民館、金田宏講師、参加者八十名)
十一、昭和五十三年度福島県芸術祭
県芸術祭は、昭和三十七年から開催されてきたが、本芸術祭が、県内各地域の芸術文化活動を盛り上げ、本県全体の芸術活動の興隆に果たしてきた役割は大きなものがある。特に、昭和四十六年の第十回目からの中心地区(主催行事開催地区)の方部持ち回り方式となってから、行事内容が、県民が主体となって実施する県民参加の芸術祭として方向性を大きくし、今や県民による芸術祭のあり方が定着してきた。
今年度は、主催地区の方部持ち回り方式にしてから、ちょうど二巡目に当たり、県北方部において表3のとおり十四の主催行事が実施された。昨年は一市二町において十一行事が開催されたのに比較し、県北十七市町村中十市町村において十四の行事が開催され、また、新たに県芸術祭の開幕を祝って開幕行事が実施され、ともに特色のある開催形態のもとに大きな盛り上りをみせた。
参加行事は、音楽部門七、演劇部門四、美術部門十七、文学部門三、舞踊部門七、その他の部門が五の合計四十三の行事の参加のもとに実施された。
来年度は、方部持ち回り順により、会津方部担当となるが、文化団体関係者と教育委員会との密接な連携のもとに、地域文化振興にとって有意義なものとし、更に、県民の一大祭典として積極的な参加を期待するものである。
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県芸術祭開幕行事 “福島市民吹奏楽団”の演奏
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県芸術祭開幕行事 安達高校の“ふるさとのわらべ唄”
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県芸術祭開幕行事“琵琶演奏”樋口主水氏
表3 昭和53年度県芸術祭主催行事
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表4 県芸術祭主催行事開催地及び予定地
回 年度 開催地 1 37 福島 2 38 郡山 3 39 会津若松 4 40 福島 5 41 いわき 6 42 郡山 7 43 会津若松 8 44 原町 9 45 福島・白河 10 46 県北 11 47 いわき 12 48 会津 13 49 県中 14 50 相双 15 51 いわき 16 52 県南 17) 53) 県北 18 54 会津 19 55 県中 20 56 相双 21 57 県南 22 58 県北 23 59 いわき 24 60 会津 25 61 県中 26 62 相双 27 63 県南
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