教育福島0037号(1978年(S53)12月)-047page

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材を適所に配置する。

(4)過疎化現象に伴う教職員定数の減少に対応するため、教職員配置の改善並びに学校相互間・他県との交流を促進する。

(5)養護教育の振興を図るため、担当者に適任者を配置するとともに、適正な交流を行う。

 

(二)県立学校関係

(1)教育を刷新充実するため、有能適格な教職員の確保と新進有為な人材の登用を図る。

(2)教職員組織の充実と均衡化を図るため、教育課程に即応した教職員の適正配置を行うとともに、同一校永年勤続者の交流及び採用後ひきつづき同一校に相当年数勤務している者の交流を行う。

(3)定時制(夜間)・通信制・分校並びにへき地校における教職員の充実については特に考慮する。

(4)盲・聾(ろう)・養護学校における教職員組織の充実を図る。

(5)職業に関する学科を中心とする高等学校の再編成並びに盲・聾・養護学校の拡充整備に伴う教職員の配置については、特に考慮する。

(6)学校管理の適正化を更に推進するため、管理職への登用に当たっては、適任者を厳選するとともに適材を適所に配置する。

 

片貝小に教育研究資金

 

「はあと記念財団」による昭和五十三年度へき地教育研究資金援助は、塙町立片貝小学校に決まり資金の贈呈式が十一月二十日教育長室で行われました。

このはあと記念財団は、へき地教育(全国のへき地小・中学校)及び老人福祉事業に対して助成することを事業内容として昭和四十七年より活動しています。

片貝小学校では、「一人一人をよろこんで学習に取り組ませるための指導はどうすればよいか」を研究主題に授業研究を行っており、県南地方のへき地教育の研究推進の中心的役割を果たしています。

 

研究資金贈呈式(県教育長室)

研究資金贈呈式(県教育長室)

 

特選に鈴木・石川・武藤・小沢先生

研究論文入賞者決まる

 

県教育委員会では、県下小・中・養護学校教職員から、教育実践に基づく研究論文及び実践記録を募集しましたが、このたび、次の作品を選び去る十三日表彰式を行いました。

 

・特選(四編)

白河市立白河第一小学校教諭 鈴木信正

○研究主題(国語)

「児童自らが語彙を増す語句指導」

二本松市立二本松南小学校教諭 石川不二雄

○研究主題(算数)

「わり算でつまずきをつくらないために、その前段階の指導をどうすればよいか」

いわき市立平第一小学校教諭 武藤与史昭

○研究主題(体育)

「発達の特性をとらえ、ひとりひとりの泳力をのばす指導はいかにあるべきか」

二本松市立二本松第一中学校教諭 小沢悌一

○研究主題(学習指導一般・理科)

「生徒自ら学びとる意欲・態度の育成をめざして」

 

・入選(十一編・本誌一月号参照)

 

十一月定例教育委員会開かる

 

十一月の定例教育委員会は、去る十一月二十四日開催されましたが、その内容は次の通りです。

 

・審議事項

議案第一号 昭和五十四年度県立高等学校生徒募集定員について

議案第二号 昭和五十三年度末人事に関する方針について

議案第三号 福島県市町村立公立小学校長人事について

 

・教育長報告事項

報告第一号 第三十一回優良公民館の文部大臣表彰について

被表彰公民館

田島町中央公民館

報告第二号 昭和五十三年度優良PTA文部大臣表彰について

被表彰団体

天栄村立広戸小父母と教師の会

喜多方市立第二中父母と教師の会

報告第三号 重要文化財の指定について

「洋風建築」天鏡閣

耶麻郡猪苗代町大字翁沢字御殿山

「社寺建築等」福生寺観音堂

大沼郡会津高田町字富岡

報告第四号 第三十三回国民体育大会

本県選手成績一覧及び都道府県対抗成績一覧

 

 

 


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