教育福島0038号(1979年(S54)01月)-025page
名勝コース(四キロ)、田園コースB・C二コース(八キロ)があり、子供たちの体力、団体の環境等を考慮して選択できる。
2)自由活動
既設既存の施設・設備にとらわれず、昔からの遊びや自然物等を使った創造的な遊びをしたり、当所でできる研修活動等から、子供たち自身が活動を決め、グループを編成して実施する自主活動である。
3)労作・生産的活動
子供たちに労作の苦労や生産する喜びを体験させることにより、強い意志や勤労に対する正しい理念と態度を育てることがねらいである。
額に汗して働く体験と、汗してつくり上げた生産活動の様子を見学する二つに区分される。
4)団体独自の研修活動
少年自然の家の研修活動以外に各団体指導者の能力を生かした活動(たこ作り、竹馬作り等)や、地域に密着した文化活動(継承的踊)等を取り入れたりしながら団体のカラーを出した研修プログラムの持ち込みを奨励したい。
5)指導資料を生かした効果的な研修活動
本年度は特に、発達段階に対応できる研修活動ができるよう、各指導資料の充実にあたった。
子供たちの体力、興味、研修活動時間等を考慮して、各活動のねらいをよくは握してプログラムが組まれることを希望している。
四、昭和五十三年度利用状況及び五十四年度利用申し込み状況(表1・表2参照)
昭和五十四年度の学校利用申し込みについてはすでに、各学校から希望をとり表2の通り決定したが、まだゆとりがあるので利用希望校は連絡ください。なお、社会教育団体の受付は二月下旬の予定である。
五、本年度の主催事業
当所が計画し、実施する事業には大きく分けると三つがある。(表3参照)
六、終わりに
利用者の多様な要求にこたえられる施設・設備づくりや運営に今後とも、所員一丸となり、努力を傾注したい。
冒険いかだ
表1 昭和53年度 団体別利用状況
(社会教育団体・昭和53年11月30日現在)
月別
団体別4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計 小学校 10 17 31 19 3 22 28 12 8 12 1 163 中学校 4 3 1 1 2 11 社教団体 4 3 5 23 24 7 5 4 1 2 78 計 14 24 36 45 28 30 33 12 4 9 16 1 252
表2 昭和54年度 管内別学校申し込み一覧
(昭和54年12月1日現在)
管内別
団体別県北 県中 県南 会津 南会津 相双 いわき 計 小学枝 27 59 8 93 11 37 151 中学校 3 1 1 3 1 3 12 県立聾小 1 1 中 県立盲小 中 1 1 私立中 1 1 附属小 1 1 計 33 61 9 12 1 11 40 167
表3 主催事業一覧