教育福島0040号(1979年(S54)04月)-041page
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わが校を語る
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二本松市立
二本松南小学校
本校は、旧藩時代の藩校「敬学館」の精神を継承し、「敬学」を経営の基調にかかげるところの百有余年の伝統を誇る学校である。校章は二本松藩主丹羽氏の家紋(違い棒)に「敬学」の「学」の字を配したものである。
児童数は六百四十四名、昭和五十二年四月、現在地の新校舎に移転したが「ことばの教室」の設備では、東北有数の各種備品を保有している。
また、今年度から、この「ことばの教室」に市の「教育相談室」が併置され、ひろく学業指導・生徒指導上の相談に応ずる計画になっている。
現在、市教委の研究指定校として、「ゆとりのあるしかも充実した教育課程の研究」にとりくんでいる。創意ある教育活動のくふうとか、努力教科である国語・算数の充実などを重点的に考えている。
やや旧聞に属するが、昭和五十二年度のNHK全国合唱コンクールにおいて、最優秀賞の光栄に浴している。音楽の生活化についても、音楽部を中心にいろいろなくふうを試みている。
文武両道という方針に立ち、スポーツ指導においても、教職員が全力をあげてとりくみ、四画四面の教室の中ではなし得ないところの意志力・耐性の鍛練や愛校心。友愛の精神の高揚に努めている。
いい意味でのライバルである二本松北小学校は、沿革史の流れからみると血をわけた兄弟校ということになる。
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新装なった校倉風景
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ことばの教室
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算数の授業(教育機器等)
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合唱練習風景
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