教育福島0041号(1979年(S54)06月)-042page
告知板
福島県教育委員会
教育広聴会を開催-県南地区-
「児童生徒が充実した生活ができるようにするためには…」
今年度最初の教育広聴会は、去る五月二十二日、白河合同庁舎を会場にして開催された。会には、県南地区小、中、高の先生やPTA関係者十名が発表者として出席、「児童、生徒がそれぞれに充実した生活ができるようにするためには、学校、家庭における教育のあり方をどうすればよいか」という大テーマのもと、特に「勤労と責任」「余暇の利用」の内容にしぼった発表がなされた。発表者の一人一人が、教育現場で直接児童生徒の指導に携わっている先生がたやPTA活動をとおして学校教育と深いかかわりをもっているかたであるので、具体的な指導の実態や、体験に基づいた実践記録及び組織活動の状況と問題点など反省をふまえての建設的な発表が真剣になされた。
あいさつする邉見教育長
この会は、県教育委員会が、教育行政施策の実施に当たり、各地区から教育指導の実態や問題点に対する意見を聞き、今後の行政施策の参考にするためもたれているもので、今回も主催者側から、逸見教育長をはじめ次長、課長など十二名が参加、発表者の意見に熱心に耳を傾けた。
また、テーマについての発表後にもたれた話し合いでは、青少年の人間性豊かな生活」「当面する社会教育問題」「スポーツ少年団と地域のあり方」など積極的な意見が、出席各課長からだされた。
意見を発表されたかた
・仁科紀夫(白河一小)
・八代喜久子(郡倉小)
・星仁子(下関河内小)
・茨木龍信(大信中)
・野崎智佳子(釜子小PTA)
・伊藤渉(泉崎中)
・薄井勇一(棚倉中)
・須田明(白河女高)
・佐藤昭一(塙工高)
・仙浪満(白河二中PTA)
なお、今年度の広聴会は、七月・いわき地区、十月・会津地区、さらに十一月には、文部省と共催の教育事情等懇談会が白河市において開催される予定である。
初の特別栄誉賞に油井小
「よい歯」の優秀校決定
昭和五十四年度「よい歯の学校」審査は、五月三十一日にもたれた中央審査会の席上、連続十回優秀枝であった油井小が初の特別栄誉賞に選ばれた。
表彰式は、六月六日、県歯科医師会館において行われ、次の各校が表彰された。
○特別栄誉賞(一校)
安達町立油井小学校
○特別優秀枝(四校)
福島市立福島第二小学校
二本松市立二本松北小学校
白河市立白河第一小学校
坂下町立坂下第二中学校
○優秀枝(十四校)
福島市立福島第三中学校
福島市立野田小学校
川俣町立川俣小学校
川俣町立山木屋小学校
長沼町立長沼小学校
石川町立沢田小学校
若松市立城西小学校
若松市立永和小学校
河東町立河東第一小学校
伊南村立伊南小学校
南郷村立南郷第一小学校
原町市立原町第三小学校
原町市立石神第一小学校
伊達町立伊達小学校
なお、会津若松市立赤井小学校ほか二十六校が努力校に選ばれた。