教育福島0041号(1979年(S54)06月)-043page

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熱の入った教育懇談会

県教育委員、県中管内を視察

県教育委員は、六月六、七日県中管内の教育事情を視察した。初日は、郡山市立行健小、県立郡山北工高、須賀川養護、石川養護、石川町立石川中を視察、それぞれ学校の施設設備、児童生徒の活動様子などを参観した。二日目は、三春町立御木沢小を訪問、実態の説明を受けた後、田村地区教育懇談会に臨んだ。

教育懇談会は、午後一時から、三春町役場を会場に、「田村地方における教育の現状と課題」のテーマにそって、現状をふまえた熱の入った話し合いが進められた。参加者は、主催者側から県教育委員、佐藤総務課長など教育庁関係者、田村地区からは、成田田村高校長はじめ町教育長、社会教育委員、保護委員など十一名が出席し、山積する教育問題の具体的な事例が挙げられ、特に、「地域ぐるみの生徒指導のあり方」「地域の特殊性を生かした教育力の回復」「高校新設」に関する問題などが論議された。

現状を詳しくは握するため、教育委員からも積極的な質問などがなされ、予定時間を一時間以上も超過しての有意義な懇談内容であった。

田村地区参加者

川又恒一(三春町教育委員長)

加藤文富(三春町教育長)

田村碩信(小野町教育長)

渡辺鉄六郎(都路村公民館長)

不破敬也(船引小学校長)

青山孝(常葉町社教委員)

松崎功(大越町婦人会長)

佐藤兵((滝根中学校教諭)

成田政栄(田村高校長)

渡辺義昭(船引高校P・T・A会長)

横山尊子(小野高校保護委員)

 

実態の説明を受ける教育委員  懇談会風景

 

実態の説明を受ける教育委員  懇談会風景

 

家族だんらんにどうぞ

「海・山の家」開設

公立学校共済組合と教職員互助会の共同事業により、今年も「海・山の家」が開設されるはこびとなりました。期間は七月一日から八月三十一日の二か月間です。家族の語らいの場にどうぞ。

利用できる人は、公立学校共済組合福島支部の組合員(任意継続組合員を含む)とその家族、並びに財団法人福島県教職員互助会の会員(任意継続会員を含む)とその家族のかたになっています。

利用する場合には、左表の開設旅館に教職員の「海・山の家」の申し込みであることを告げ、希望月日・人員数、申し込み者氏名、所属所等関係事項を連絡して予約申し込みをしてください。

 

「海・山の家」開設旅館名及び利用料金一覧表

 

 

 

 

 


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