教育福島0041号(1979年(S54)06月)-045page

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わが校を語る

 

保原町立

 

保原町立

保原幼稚園

 

本園は昭和九年六月私立保原幼稚園として同町八丁目二十七番地において幼児教育の先覚者鈴木立太郎氏により開設され、昭和十九年三月町立保原幼稚園に移管、昭和二十八年八月同町宮下に移転以来二十有余年、町の発展による園児数の増加と町民有志の熱烈な要望により昭和五十三年五月同町城の内六十七に近代的な新園舎が建設された。

敷地面積三千七百七十五平方メートル・園舎総面積八百十八・四五平方メートル。静かな住宅地と病院に囲まれた教育環境に最適な名実ともに優れた独立園舎の完成を見た。

(1)収容園児は五才児百八十六名五クラス(2)園舎は採光通風とも抜群であるが、特に園児七十名〜八十名がじゅうぶんに活動できる遊戯室は当園児の活動をいっそう活発にしている。(3)最近特に町勢の発展の加速度的増加は交通事情の激化・工場の進出等により保育の中に多くの影響があるので、次の点を重点において指導している。

(1)体力づくりの重視 (2)安全指導の徹底 (3)表現活動の活発化を中心として、園では、激変する現代の生活及び社会環境に対応できる、たくましい、心豊かな幼児の育成をめざし、個々の幼児が身体で感じる経験学習をとおしての、教師と幼児の一体になった活動を続けている。

 

保原幼稚園正面玄関

保原幼稚園正面玄関

 

広々としたステージで楽しく表現活動

広々としたステージで楽しく表現活動

 

衛生、保健を重点に進める給食指導

衛生、保健を重点に進める給食指導

 

近代的な採光、通風抜群の保育室と広々とした園庭

近代的な採光、通風抜群の保育室と広々とした園庭

 

 

 


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