教育福島0041号(1979年(S54)06月)-046page

わが校を語る

　

　

会津高田町立

第二中学校

　

本校は文化材と教育の町といわれる会津高田町にあり、宮川・尾岐・東尾岐の三中学校が統合し、昭和四十八年四月に第二中学校として創立された歴史の新しい学校である。日本人としての自覚と明るい社会の建設をめざして知・徳・体、調和のとれた人間を育成するため、生徒と教師と父母が一体となり、愛・敬・信を信条として努力している。体力づくりプランにより毎日二十分全校体育を実施、心身ともに健康な生徒の育成をめざしている。県駅伝では三年連続優勝し優秀学校賞を受賞した。

学習面ではプログラム学習を導入し授業の充実を図っている。その成課として高校進学二年連続百パーセント合格、また各種コンクールに昨年は八十一名の入賞者を出し、県統計グラフコンクールで優秀学校賞、防犯ポスターは東北で一、二、三位独占、交通安全隊で優良学校賞等、五つの学校賞を受賞、スポーツと学業の両立に努めている。生徒会活動も活発で全校生によるフキ採集の収益金三十二万円を活動費にあて、勤労を愛する心を育て、父母負担の軽減を図っている。また例年一月中旬に校内百人一首カルタ大会を開き、古典に親しませている。父母も学習に熱心で、PTA大学を開設して学習に励んでおり、昭和五十三年度は、県と東北連Pから、優良PTAとして表彰された名実ともに、今や地域ぐるみの教育に発展している。

　

わが愛する学び舎

　

わかる教育からできる教育へ

　

体力づくりプランによる全校体育

　

統計グラフコンクールで優秀学校賞受賞