教育福島0042号(1979年(S54)07月)-045page

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わが校を語る

 

いわき市立錦幼稚園

 

いわき市立錦幼稚園

 

太平洋の朝日に輝く本国は、昭和五十年に私立呉羽幼稚園からいわき声に移管され、公立幼稚園となった。

 

○恵まれた教育環境

 

静かな住宅地と美しい樹木の緑に囲まれ、園庭・園舎が広い。園舎は分舎方式にげより配置され、出し入れ自在のステージのあるホールや各園室の内部設備もよくくふうされている。園児の体力づくりに、冬期の田光浴室として「お日さまの部屋」(サンドルノ室)も設置されている。

よい環境のもと、恵まれた施設も設備を漁網し、百六十西名の園児が主体的に活動するよう保育指導している。

 

○充実感を味わえる保育を

 

園児たちは、絶えず新しいものにふれていく。園庭一隅の大きな砂場で、新しい砂の山に興味を示し、それぞれにスコップをふるう。遊びの経験を積むにつれ、グループごとの発想により創意くふうしながら、山・川・ダム・滝などを作り出し、学級全体の活動へと展開していく。

・教師からのやらせ保育でなく

・園児に考える機会を与え

・仲間というものの力を育てる

園児たちは、砂場いっぱい。ホールいっぱい・園室いっぱいに、ダムや町つくり等の共同製作に喜々として活動し、満尾感・充実感を味わっていく。白鼠で自主的な遊びから、学級全体の活動へと展開していくプロセスをたいせつにし、教育日標達成に努めている。

 

園庭から園舎をのぞむ

園庭から園舎をのぞむ

 

「お日さまの部屋」で

「お日さまの部屋」で

 

砂場あそび

砂場あそび

 

春の遠足風船ひろい

春の遠足風船ひろい

 

 

 


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