教育福島0043号(1979年(S54)08月)-031page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

告知板

福島県教育委員会

 

若人の翼九月九日出発

総団長に邊見教育長

 

福島県が主催する今年度の福島県青年海外派遣「若人の翼」は、国際化する社会の中で積極的に活躍している県内の勤労青年を海外に派遣し、研修を通じて幅広い視野と正しい国際感覚を身につけることを目的に、九月九日成田空港から十五日間の研修の旅に出発する。

訪問国は東西ベルリン、イギリス、フランス、西ドイツなどで、約三十名からなる四つのコースにわかれ研修交流を行う。

派遣人員は、役員十名、班長十六名、一般団員百十四名の計百四十名で、総団長に邊見教育長が決定、責任者として総指揮をとることになった。

なお、高坂県中教育事務所長もこの海外研修に参加、西ドイツ、イタリア、イギリスを訪問するコースの団長として責任を果たすことになった。

 

スポーツ振興審議会委員を任命

 

七月十一日に行われた県教育委員会定例会議の席上、福島県スポーツ振興審議会委員に次の三氏が任命された。

 

山口博続 (県議会議員)

猪狩友良 (県中体連会長)

半谷政八 (県体育協会理事)

 

この審議会は、二十名からなる委員で構成されているが、今回任命された三委員は、江花完爾、鈴木四郎、石田卯子八三氏の後任として、来年二月二十一日までの任期をつとめることになる。

 

あいさつする山崎教育委員

あいさつする山崎教育委員

 

望ましい生徒指導とは−いわき地区教育広聴会で論及

 

いわき地区教育広聴会は、七月十八日、いわき合同庁舎会議室を会場にして開催された。邊見教育長は、政府予算対策で知事等と上京中のため出席できなかったが、山崎教育委員をはじめ関係各課長が主催者を代表して出席、発表者の熱意ある意見に耳を傾けた。

会は、山崎教育委員のあいさつに続き、佐藤総務課長の司会により進行された。

発表は、直接教育現場で生徒指導に当たっている地区内の小中高等学校の先生とPTA代表、青少年健全育成関係者により行われ、「学校内外における望ましい生徒指導推進上の問題点と対策」について、「人格のよりよい発達をめざす生徒指導」「児童生徒の健全育成をめざす生徒指導」の視点に立った意見が述べられた。

とりわけ、直面する児童生徒の今日的問題については意見が集中し、"人格のよりよい発達″社会的資質や行動の高揚をのための具体的実際的指導を求めて建設的な発表、懇談が行われた。−学校・家庭・社会の望ましいあり方。親と子、教師と児童生徒の信頼関係。父親、母親の立場などについては一段と熱の入った真剣な話し合いになり意義深い会であった。

 

意見を発表されたかた

 

・下山田恵子(泉小)

・武藤豊(小名浜二中)

・湊靖男(白水小)

・広田徳一(平二中)

・花井宣明(勿来高)

・折笠利村(湯本高)

・渡辺徳子(平一中PTA)

・鈴木喬二(いわき市PTA連絡協議会)

・伊東実(平地区青少年建全育成推進委員会)

 

 

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。