教育福島0044号(1979年(S54)09月)-045page

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わが校を語る

 

大越町立

 

大越町立

上大越幼稚園

 

本園は、昭和四十年四月私立大越幼稚園として、大越町字元池八十七番地に創設者橋本義顕氏がみずからの私財を投じて開設した。

昭和四十九年四号一日町移管。町立上大越幼稚園として五年目をむかえた。公民館、体育館、保育所等に囲まれ静かで落ちついた環境である。園庭も広く独立園舎のため子供たちも、のびのびと動きまわっている。毎朝、体操のあと、フォークダンス、かけっこ、タイヤとび、なわとびなど「体力づくり」を行っている。園児数は五歳児の一年保育のみである、設置当時は百余名を数えたが、現在は五十八名、三クラスである。一クラス二十名のため保育者の目がよくゆきとどき個人指導がよくなされている。

本幼稚園の教育目標は、1)明るく元気な子 2)自分のことは自分でする子 3)なかよく遊ぶ子 4)なんでもおちついてする子 5)さいごまでがんばる子の五つに重点をおいて指導している。

また、行事では私立から引きつづき行われている盆踊り花火大会や、上大越幼稚園と下大越幼稚園の合同運動会、クリスマスおゆうぎ会、もちつき大会などがもたれているのも特色のひとつである。

土に親しむことが少なくなってきた現在、子供たちに少しでも土にふれさせようと園庭のすみに、きゅうり、トマト、じゃがいもなどをつくり保育の教材としてとりいれている。

(園章がないため、冒頭の章は大越町の町章を掲載した)

 

正面から見た園舎

正面から見た園舎

 

伝統行事……盆おどり大会

伝統行事……盆おどり大会

 

体力づくりのなわとび

体力づくりのなわとび

 

園庭での楽しいもちつき(こどもの日に青年たちと)

園庭での楽しいもちつき(こどもの日に青年たちと)

 

 

 


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