教育福島0047号(1979年(S54)12月)-038page

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研究実践紹介

 

ひとつの教育実践

 

いわき市立江名小学校教諭 梅村 良子

 

四年三組の教育活動

 

−新任教師の歩み−

 

一、研究の趣旨

新任教師として、学級を受け持ち、まだ一年にも満たない体験の中で、試行錯誤の状態を少しでも整理しながら歩もうと、自分自身の成長一このことが学級の子供たちにかえっていくのではないか)のためにまとめようとしたものである。

 

資料1

教師として、一番大きな課題は、学級目標の具現化をいかに図るかであった。

新任教師として、一番大きな課題は、学級目標の具現化をいかに図るかであった。

そこで、資料1のように、授業研究、学級通信(日記指導)という両面から学級目標の具現化を試みた。

 

具体的には、

 

具体的には、

(1)授業研究をとおして、学級目標の

実現を図るための授業のあり方を追求し、さらに、教える授業から、子供自身が学ぶ授業に転化していききたい。

(2)日常の学習指導を充実させるためには、その背景に子供たちが、「自分たちの学級生活は楽しい」という安定した学級づくりが前提になるのではないかと思う。また、学級目標の具体的な活動として、学級通信の発行をとおして、学級集団、生活集団としての学級づくりを高めたい。

 

二、実践の内容

 

(1)理科−授業のねらい(資料2)

(2)事後反省

1)問題は握

本時の学習課題は、川の実験・観察装置を作ったため、学習に興味・関心を持ち、課題はは握できていた。

2)予想をたてる

水の量、水の流れる速さに着目して予想をたてた子が半数いた。

3)観察

観察を始めるにあたっては、カードを渡し、観点を明確にさせたのであるが、ただ水の流れだけに気をとられてしまった子供もいた。

4) 考察

 

(一) 授業研究の歩み

■第一回 六月十九日 算数

■第二回 七月二日  算数

■第三回 九月十四日 理科

 

資料2

単元名 川の水のはたらき(花時)

ねらい 川原のようすと川の水の流れ方の関係を理解させる。

ア、川の内側と外側では、川の流れの速さが違うことを調べることができる。

イ、内側に川原ができるのは、水の量、水の流れの速さに関係することがわかる。

資料3

 

資料3

 

 

 

 


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