教育福島0048号(1980年(S55)01月)-006page

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特集

 

教育研究の推進

 

教職員の研究論文・実践記録を読んで

福島県教育庁義務教育課長

舘 光雄

 

県内の小中養護学校の先生がたから提出された研究論文及び実践記録が、今年は八十一編に及びました。

これらの作品は、各教科、道徳、特別教育活動、生徒指導、学級経営等多くの領域にわたるとともに、年間を通した継続的な研究から短期間の研究まで、幅広い範囲に及んでおります。いずれの内容からも、児童生徒の健全な成長を目指して、日常の教育実践に努めておられる先生がたの真しな姿がうかがわれ心強く感じました。

また、応募者も校長、教頭、教諭の広い範囲にわたっておりますが、特に新任の若い先生が二人も応募されたことに敬服いたしました。

新学習指導要領の全面実施を目の前にして、個別化の問題、評価の問題、学習意欲を高める問題等学習指導の改善充実については、これまで以上に強く要請されてきております。

この要請にこたえるためにも、本誌に紹介された作品の内容や、その講評を参考にされるとともに、自校の問題点を明確にして、先生がた一人一人が主体的に研究主題をもって、教育の課題解決に取り組まれるよう希望します。

 

審査も真剣に蜂谷(左)栗原(右)審査委員

審査も真剣に蜂谷(左)栗原(右)審査委員

 

第九回小・中・養護学校教職員

研究論文募集及び審査結果について

 

この教職員研究論文募集の趣旨は、教職員の自主的な研究を推奨することによって、研修意欲や専門性の向上に資するとともに児童生徒の学力を高め豊かな人間性の育成を図るものである。

一、応募数

総数八十一編の応募があり、教職員各位の日ごろの意欲的な研究態度をうかがうことができる。

管内別、教科等別の応募数は表1、2のとおりである。

 

表1 管内別・部門別応募数

表1 管内別・部門別応募数

 

表2 教科等別応募数

表2 教科等別応募数

 

 

 


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