教育福島0048号(1980年(S55)01月)-019page
◇ 問題点
○ もっと運動したい、ほかのリレーもやってみたいという内容がみられ運動量や運動のくふうの不足が感じられた。(以上、児童の作文から)
○ 準備物や児童の配置を図解してほしい。
○ 評価の観点を何らかの形でできるようにくふうしてほしい。
○ 合同体育では一部の教師にまかせっきりになりやすいので、各担任の役割分担をもっと明確に示してほしい。
○ 学年会などで研修を深め合い、個別指導を効果的にやれるようにしたい。(以上、各学級担任の意見から)
以上のような成果と問題点をふまえて、展開案の修正をした。
(六) 今後の課題
ボール遊びやリレー遊びなどゲームをたいへん好んでやっていたが、ゲームに敗けたことによってその日の体育の授業がおもしろくなくなってしまったり、教室まで不満を持ち込んだりする姿がみられた。
今後は、ゲームにおける好ましい態度の育成を含めた、ゲーム教材の指導に焦点をあてて研究してみようと思っている。
また、本校の体育研究部を中心に、たてのつながりを明確にした年間指導計画の自校化に努力していきたい。
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●講評
改定指導要領による体育の実践にあたり、一年生の年間指導計画の自校化をすすめ、課題となっている「楽しい体育」のいっそうの充実がみられた。今後の継続が望まれる。
資料5 単位時間別の展開案例
資料6 水泳技能の定着度診断(昭和54年8月末日)
うまくくぐれたかナァ
うまくいった