教育福島0053号(1980年(S55)08月)-047page
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ぼくの学校わたしの学校
東村立東中学校
クラブ活動風景
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校舎全景
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二 年
金沢文江
東村は、旧釜子村と小野田村が合併し西白河郡の東部に位置しているので名づけられたということです。また、村内から多くの遺跡が発掘され(奈良平安時代のもの)考古学上貴重なものとして注目され、歴史的にも古い村であることがわかります。
本校は、かつて生徒数が多く、スポーツが盛んで、先輩たちが獲得した沢山の賞状が、廊下の壁面に飾られています。(現在、大相撲の十両で活躍している「斎須関」なども本校の相撲部員でした。)
現在は生徒数が二百五十名で数は少なくなってきましたが、先輩たちに負けないようにがんばっています。
昭和五十三年度には、文部省の道徳教育研究学校に指定され、私たちばかりでなく、先輩や両親まで道徳について勉強しました。
次に、この学校の特徴をいくつかあげてみます。部活動は運動を主としたもので全員参加であるということ。クラブ活動は学芸的内容のものであり、先生と一緒に和気あいあいと活動しています。夏休み中の廃品回収は生徒会方部活動として、各家庭を回り協力してもらい、収益金を歳末助け合い運動に義えん金として拠出しています。
この運動は、今ではすっかり定着し、各家庭に不要物の整理ができると喜ばれています。建物は、一部木造になっているので、かなりいたんでいますが床を新しく張り替えるなどして大切に使っています。そのためか専門委員会も活発で、全校愛校日が設けられ、清掃委員会を中心に、校舎内外をきれいにする努力もなされています。また学校の前の道路は交通がひんばんなため規律部では毎月、一日、十五日を安全の日と定め、登校時には委員が交通指導をしています。
運動面では、各種の大会に、野球、ソフト、卓球、剣道、バレーなど上位に入賞し、中体連都市大会卓球個人戦では個人優勝を遂げています。
以上述べましたように、今後も、運動、学習の両面にわたって、先輩の築いた実績を受け継ぎ、「すすんで学びよろこんで働く生徒」という教育目標の達成をめざし、私たちは励んでいます。
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