教育福島0053号(1980年(S55)08月)-000page
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教育福島
’80 8
表紙絵に寄せて 国井トミ子
歴史を刻んだ赤い校門を出ると、街を往来する車の騒音と排気ガスが夕暮れのあわただしさを一層駆り立てる。
アスファルトの道をしばらく進むとやがて、会津が誇る古城、鶴ケ城の威容が圧面に立ちはだかる。
近づくにつれ、街の喧噪が遠ざかるころ城址の苔むす石垣の静かな佇まいに吸い込まれていく。一日の疲れの憩いがそこにある。
夕空に映える天守閣を仰ぎながら、幾春秋も苦難に耐え抜き、美しい花びらを散らしてきた老木に耳を傾けながら、夏は蔦の織りなすさわやかな緑の衣に驚嘆しながら、描ききれないほどの奥深さに魅せられて絵筆を握った。
(会津若松市立第二中学校教諭)
目次
表紙題字 福島県教育委員会教育長 邊見榮之助
巻頭言 [PDF]新教育課程の実施におもう 郡山女子大学短期学部教授 長谷川寿郎
教育随想 [PDF]佐藤房子・根本進雄・藤川整一・白岩信博・鈴木ハナ
知っておきたい教育法令 [PDF]教員特殊業務手当
わたしの研究実践
指導の個別化 [PDF] 檜枝岐村立檜枝岐中学校教頭 堀金保男
課題学習への糸口 [PDF] 福島県立富岡養護学校教諭 佐藤功
まちからむらからこんにちは
当市における青少年地域活動 [PDF]いわき市教育委員会
Report [PDF] 中学生の冬期トレーニング 郡山市立郡山第六中学校教諭 三島敬司
ぼくの学校わたしの学校 [PDF]いわき市立三阪小学校・東村立東中学校・安積高校御舘分校
ふるさと探訪 [PDF]法然上人像板木(阿弥陀寺)・奥会津の燈火用具(南郷村)
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